故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

いいことも悪いことも

2017-10-03 06:23:10 | プロジェクトエンジニアー

どうしようもない馬鹿なんです。
酔っぱらって、川に落ちています。
奥さんは、当分口をきいてくれません。


よもやま話が、なぜ悪い。
よもやま話とは、
とりとめのない、雑多な話。無駄話の類。「四方山話」と書く。
毎日、論文や清談を書くことは出来ません。

今日のタイトルは、「いいことも悪いことも」です。

清濁併せ呑む。
清濁併せ呑むとは、善人でも悪人でも、来る者はすべて受け入れる度量の大きさを表すたとえ。
(故事ことわざ辞典より)
自分自身を振り返っても、恥ずかしいことの方が多い。
とても言えないことばかりです。
まあ、心の中はぐちゃぐちゃで、一筋の光を頼りに生きているようなものです。
ある人は、信仰であったり、家族や友人関係がよりどころです。

私の一筋の光とは、なんでしょう。
こうだったら良いな。てなもんでしょうか。
更に大切にしていることは、昔からこうだったです。
黒子(プロジェクトエンジニアー)が表に出てはいけない。
表舞台は、常に顧客です。

顧客が、昔からこうだったと思えるようになる頃には、
別の現場で、また騒いでいるのが私達の役目です。
現場はプロフェッショナルの集まりです。
一皮むけば、どれも個性の強いばらばらの集団です。
自分が得をするかしないかが、仕事の動機です。
多くの人が儲かり、またはぎりぎりだけど次は儲かりそうだと
プロジェクトマネージャーの一言に耳を傾けます。
汗をかかない人の話など聞く耳持たぬ集団です。
あの人はここまでやっている、こんなことまで見通している。
敵わないな。

眼から汗をかいている。
絞る言葉に真実を見る。
これは譲れないとボーダーラインを示せる人が、
プロジェクトマネージャーです。

仕事を離れたら、ああやっぱりこの人も同じ馬鹿な人なんだ。
スケベ話で盛り上がる酒盛りです。
よもやま話の中にも、清濁併せ呑む気概が見受けられるのが、
プロジェクトマネージャーです。
個々人の私生活まで知っているのが、プロジェクトマネージャーです。
身体を心配し、辛い想いを共有することが出来る人のことです。

筋の通ったよもやま話なんて、長屋の隠居に聴くしかありません。
幼子が見せる独り芝居の中にしかありません。
どんなに繕おうとも、よもやま話で現れるお里です。

生きている限り、「いいことも悪いこと」も避けて通ることはできない。
皆がゴミを拾えばきれいになる通りです。
私達は、そうして生きてきました。
これからもそうでしょう。

昔からこうだった。
昔はこうだったなんて言いたくない。

髪に手を 赤いけだしが 風に舞う
(みだれ髪より)

2017年10月3日
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