
先輩とその友人と三人の珍道中でした。
後輩に、秋田のその場所を聞きました。
彼は、秘境と答えました。
やはり、先輩から安く買った石抜き機を車に積んでの旅です。
もう一つ、0.3mmの穴をエッチングで打ち抜いた0.3mmの板厚のステンレスの板です。
米粉を作る時に使います。
山の湧き水がとても美味しかった。
冬には3mを越える積雪です。畑に人の背丈もありそうなフキが生えていました。
素人向きに選んでくださった山菜取りの山は、息が切れました。
村には花が溢れていました。田んぼにはオタマジャクシがいっぱい泳いでいました。
どの家にも、湧き水が入る池がありました。冬に落とした雪を投げ入れるのです。
湧き水は、溝となり早い流れを作っていました。ここにも雪を入れるのでしょう。
秋田県発酵工業(オエノン)製の焼酎はほんのり甘く何杯でもいけました。
風景が肴になるなんて久しぶりの体験です。
梅雨時に採られた山菜は塩付けにされていました。指を入れてつけ汁をなめてみました。
苦味も適当で、塩味が良く効いていました。
山間の田んぼでとれたあきたこまちは、収量が平野ほどありません。
そのかわり、ぎゅっと詰まった濃厚な甘みがあります。
冷めても美味しいのは、先代のササニシキの良さを引き継いでいます。
ササニシキより少し大きめの粒です。毎日この米をいただいています。
山の水がしみ込んでいます。だから旨いのです。
雪が来たそうです。もう2回も雪下ろしをされたそうです。
この季節の雪は、雨雪で重いとのこと。仕事に行く前に雪下ろしをされるそうです。
お父さんのけつ(尻)は、とても立派でした。
60歳を過ぎた筋肉のつき方ではありませんでした。毎冬鍛えておられるのです。
珍道中は、新潟県のゴルフ場と山間の旅籠を経由して、東京に帰ってきました。
一部の高速道路は、まだ波打っていました。東日本大震災の影響です。
また行きたい隠れ里、秘境です。
2014年12月10日
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