タイトルは写楽。
風情のある顔立ちです。
これから楽しみです。
女の人に、柔らかく揉まれるように、背中をなでられた。
先輩に、背中を軽くたたかれた。
ここまでは、肩に近い背中です。
すれ違いの親しみをこめた応援メッセージでした。
女の人の重みを背中に感じる。
これは少しただごとではありません。
女の背中の薄い皮膚。
男の背中の筋肉の波。
どちらも衣服に覆われていて見ることはありません。
男の広い背中は、何故か寂しげです。
何かを語る背中です。
無言の男の後姿は、多くのことを語っています。
越し方を振り向かない。
今日のタイトルは、「男の背中」です。
男の背中についた爪痕。
しがみつく女。髪が汗で額にへばりつく。
こんな光景を想像してみるものの、リアル感もなくいまや不自然です。
前後の流れがあって成立する情景です。
背筋を伸ばすと、常に張りを感じるようになりました。
それでも張り続けないと、いつしか曲がってしまいます。
「男の背中」が語る。なんて面倒くさい。
言いたいことがあったら、口で言ってよと思われる女性も多いことでしょう。
単に、男は口下手なため、
それを補うように背中が語るなのかもしれません。
自分の背中を見たことがない。
この先も見ることはないでしょう。
あれは何だったんだろうと、思い出しながら書いてみました。
へちま花 もう勘弁と タップする
2017年1月5日
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