故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

沢庵のような女

2023-04-07 10:23:15 | よもやま話

絵のタイトルは、「鳥栖の女」です。
この女性も沢庵を漬けるのでしょうか。


今日のタイトルは、「沢庵のような女」です。
妻が沢庵を漬けた。
沢庵は、実に種類が多い。
いぶりがっこ、守口漬け、甘めにつけるもの、
一年中食べる副菜として塩分が強いのが普通です。

妻が漬けたものは塩が効いて、沢庵一枚でごはんが一杯食べられる。
噛めば噛むほど、味が出る。
沢庵とは失礼な。
いやいや、なかなか趣があると、タイトルにしました。
それぞれの家庭に沢庵のような味がうけつがれます。

大竹しのぶさんがこれまで付き合った男たち、30人くらいのドラマができますか。
しのぶさん、もう少し多いかな。と答えられたとか。
すべての男たちに魅力があったのでしょう。
誘われるだけ、魅力的な女性だったのでしょう。
沢庵とは、少し違う話になりました。

妻が沢庵を漬けなかったのは理由がある。
お尻が大きく長めの大根を育てる。
冷たい風に辛抱強く干す。
糠と塩で漬ける。
大きな重しをする。
妻は、ステンレスボールに水を張って重しにしていました。

塩が強いと、水抜きをしていました。
私は、塩が効いたままでもよいと思ったが、塩分摂り過ぎを心配し黙っていた。

沢庵のような女。
イメージしにくいだけに、いるようでいない。
漬物を作ること自体、廃れていくように思います。
東北で食べた胡瓜のぱりぱり漬けは美味しかった。
夏に採れ過ぎた胡瓜(一本の胡瓜から100本収穫)を、塩の中に漬けて水分を出し、
冬に水でもどして、食べる。

沢庵づくりは、面倒です。
勤める女性は、出来ないと言ってもよい。
自前の沢庵が食べられるだけ幸せです。
「噛めば噛むほど」は、時代遅れかな。

2023年4月7日
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