故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

奥さんに興味がある

2024-08-07 07:05:27 | よもやま話

絵のタイトルは、「笑う女」です。
今更見るのも躊躇する妻の裸です。
凝視しなくても、ちらと見るのも改善の兆しではないでしょうか。


今日のタイトルは、「奥さんに興味がある」です。
かなり、チャレンジングな記事です。

屋根裏のような飲み屋さんで、老後の暮らし方を話していた時のこと、
建築家の先輩は、「奥さんに興味がある」と言われました。
詳細は、下部タイトル「だめだめ、見ちゃだめ」を参照ください。

またある時、ノンフィクション作家、高橋秀実(ひでみね)さんが、
「なぜ「全部愛してる」ではだめなのだろうか?」と一文を書かれているのを読んだ。
奥様とのほっこりしたやり取りを書かれている。
詳細は、下部タイトル「愛してる?」を参照してください。
ハイライトのタイトルをクリックすると、記事が読めます。

長い間暮らし、共に空気のような夫婦です。
ある一言で、奥様に新鮮な興味を持った。
これからは、奥様を懸命に見ようと思う。

奥様に愛してるかと聞かれて、そうだと答える。
じゃあどこが好きなのと聞かれ、返事に窮し、
何度も質問を繰り返され翻弄されている作家の文章も興味深かった。

相手の琴線に触れる「愛してる」ではダメなんです。
「ほっこり」に顔が緩む。
と私はいたく感動したものです。
奥様に興味を持ち、愛してると実感するのは、日々変化する毎日なのです。
一発勝負の決め台詞でも、感動に値する行動でもありません。
毎日繰り返さる営みの中にこそ、ちりばめられる。
ほんの些細な「ほっこり」の連続が愛してるということでしょうか。

昨日、妻と2サムでゴルフをしました。
なんと、妻はハーフ47で回りました。
9ホール中、7つでボギーでした。
やりました。
何度も、凄かったねとたたえました。
妻は、笑顔で「ありがとう」と返してくれました。

奥様に興味を持つことは、尋常な努力でもなせないことです。
鍋窯を投げ合うこともある。
一晩過ごせば、仲直りということもある。
好きで一緒になった夫婦でも、日々の「ほっこり」がつなぎ留めます。
「ほっこり」は、何なのか。
きっと、血沸き肉躍るものなのでしょう。
身体を流れる血液が温かくなる瞬間なのでしょう。
飾らない人そのものです。

私も先輩に習って、「奥様に興味がある」と嘯(うそぶ)いてみたい。
決して恥ずかしいことではありません。
元気でいる証拠です。

2024年8月7日

2018年11月16日投稿記事、「だめだめ、見ちゃだめ」では、
「奥さんに興味がある」と言われました。
ええー、まさかと思いましたが、言葉には出せませんでした。
どうやら、奥さんを見ていなかった。
あるとき、奥様の話にいたく感動され、
それ以来テレビを消して一緒に会話を楽しんでおられる話をされました。
(記事より抜粋)
2023年8月6日投稿記事、「愛してる?」では、
相手の琴線に触れる「愛してる」ではダメなんです。
「ほっこり」に顔が緩む。
(記事より抜粋)
コメント
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