故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

だめだめ、見ちゃだめ

2018-11-16 08:11:56 | よもやま話

タイトルは、話しかける女です。


今日のタイトルは、「だめだめ、見ちゃだめ」です。
妻の着替えにくぎ付けになる。
そんなことでは、ありません。

テレビのことです。
テレビは冒涜の元だかなんだか、そんな風な張り紙を何十年も前に見ました。
アブダビに出張し砂漠の灌水に携わっている先輩が、テレビに張り紙をしました。
おかげで奥さんは、テレビを見ることができませんでした。
他に楽しみがあるような部屋に住んではいませんでした。

定年後の楽しみや趣味について聞いたことがありました。
相手は、初めての海外出張がモザンビークで、小学校の建設が仕事でした。
代々木の屋根裏部屋みたいな飲み屋でのことでした。
楽しみも趣味もおっしゃいませんでした。

「奥さんに興味がある」と言われました。
ええー、まさかと思いましたが、言葉には出せませんでした。
どうやら、奥さんを見ていなかった。
あるとき、奥様の話にいたく感動され、
それ以来テレビを消して一緒に会話を楽しんでおられる話をされました。
御年、70歳。
私とは、あるプロジェクトで一緒に仕事をしました。
彼は、建築に関わるコンサルタント、私はプラントの責任者でした。
私が提案するHACCP仕様の建築に感動され、実現に奔走されました。
そこまでしなくてもと、提案した私は冷や冷やものでした。
建築会社は、かわいそうに思いもよらぬ出費で心配しました。

「だめだめ、見ちゃだめ」
私たちは、だらだらとテレビの楽しさに骨抜きにされます。
そうです。
テレビを消して、会話を楽しんだ方がどれだけ楽しいか。
海外出張した時、一人では絶対入らないような怖い店(飲み屋)に、
現地の友人と何度も入りました。
料理も酒も絶品で、会話も面白く飲みすぎてしまいました。
そのあと案内された、城でのコンサート(4人の演奏家)では、
友人たちと共に眠りこけました。

そうなんです。
テレビを消して、妻とまともな会話を楽しみましょう。

覗き込み ブロックされて はみ乳を

2018年11月16日
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