故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

夕飯

2023-05-05 10:51:50 | よもやま話

絵のタイトルは、「距離感」です。
昭和記念公園の日本庭園で、ある女性が盆栽を見ておられました。
興味を持っても、いきなりは近づきません。
そのうち、どうなってるのと15cmから見る。
面白い。
それからはまるのです。
はずれモノでもよいではありませんか。
手に取ってみなければ、温もりも重さもわかりません。


今年初めての釣りに行った。
干潮まで数時間の時は、魚が食いついた。
干潮近くなると、まったく当たりが無くなった。
早々に引き上げることにした。

帰りに、漁師の友人を訪ねた。
チヌ(内臓と鱗をとったもの)と牡蠣(殻付き)をもらった。
釣ったチヌをいけす(1m巾x2m長x1.5m深の籠)に入れて保管している。
チヌは、かぶせ釣り(牡蠣を割り、身に針をつけ、牡蠣殻を重りにする)で釣る。
牡蠣は、岸壁に張り付いたものを使う。
彼の畑には、牡蠣の貝塚があった。

今日のタイトルは、「夕飯」です。
チヌの刺身とお吸い物(チヌの骨で出汁をとり、春菊をいれた)。
わかめ(釣りの時、漂っていたもの)と胡瓜の酢の物。
牡蠣(殻付き)を蒸したもの。
お茶は、畑の端に生えている新茶を、摘んで揉んで乾かしたものです。
まだ、生臭いのでフライパンで炒ってほうじ茶にすることにしました。

翌朝は、吸い物をベースにした液卵に、チヌの切り身と牡蠣の身を入れた茶碗蒸しを作った。
出汁が効いて美味しかった。
タダの材料を使った豪華な夕飯だったと記事を書いています。

島に住み始めて、草刈に明け暮れています。
やりたくてもできなかったことを、やっているような気がします。
会社に勤めていても、休日に釣りに行ったり草刈ができます。
今は時間だけはあるので、とことんできます。
納得いかなければ、ベテランから学び、またはできるまで練習できます。
野菜のリベンジは来年になりますが、4-5年もやればなんとかなります。
耕作放棄地に生えていた雑木の根や、篠竹の根さえも掘り起こせるようになります。

夕飯は、島で採れたものばかりです。
自給自足をするつもりはありません。
あきらめなければ、道は開けるようです。

2023年5月5日
コメント
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