故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

継続する力、やめる勇気

2023-05-02 06:30:43 | よもやま話

絵のタイトルは、「あんた誰、私ね」です。
昭和記念公園で見た野鳩です。
家にいたんじゃ出会えなかった鳩どんです。


過ごしやすい季節になりました。
それでも、朝晩はストーブを点けます。
今日のタイトルは、「継続する力、やめる勇気」です。

山を見ると、若葉が本葉に変わってきました。
あきらめるように、気持ちも変えていきます。
雑木に葉っぱがつかぬ前に、なんとか空き家の木が切れた。
竹の成木は、40Kgあります。
葉っぱが生えていない下の部分だけでも20Kgです。
筍が伸びてきたら、蹴っ飛ばして折っていきます。
竹の新木が雨を吸い過ぎて重くなり、耐えきれず折れて農道を覆っていました。
通行の邪魔と、軽トラの荷台に乗り容赦なく切ってしまいます。

同じ場所を、2週間のローテーションで草刈をします。
これが、東北では9月まで続きます。
ここでは、11月まで続きます。
いや冬になっても草を刈ることがあります。
農作業も草刈も、毎日休みなく続けることになります。
農家の人が米を収穫した時、神社に奉納し一年の作業の区切りをつける。
今年もなんとかできた。

草茫々の畑や庭を見るのが忍びない。
草も伸び過ぎると、切るのにやっかいで、片づけるのに難儀します。
ぽよぽよをバチバチと切るしかありません。
草刈り機のタンク一杯の予定が、2杯三杯となってしまいます。
身体はへとへとです。

もう動けない。
でも、やってよかった。
道ですれ違う人にも、笑顔になります。
あなたもやったんだね。
ご苦労様でした。

ギャンブルも、浮気も、止め時が肝心でした。
一気に片づけることができません。
徐々に深みにはまったからです。
これとて、毎日やって習慣になる程付き合って行けば何とかなっていたかもしれない。
いやいや長続きはしない。
金が続かず、身体が持たない。
嘘の上塗りが出来ぬようになる。

草刈を続けていれば、ギャンブルも浮気もしなかったかもしれない。
身体が、もうやめてと悲鳴をあげる。
身体を休まずいじめていれば、不思議と人に優しくなれるから。
収穫が終わった時の笑顔になれる。
毎日なれる。

きついけど、休まず続ける。
これが、ゴルフの後半ハーフの体力につながる。
身体を壊すほどには続けられません。
時間が決められた仕事でなくてよかった。

2023年5月2日
コメント
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