
絵のタイトルは、「仕事のあとの一杯」です。
ちろちろ燃える火は、人を穏やかな気持ちにさせる。
言葉が通じぬ、スイスの深夜のテレビで、暖炉で燃える火を映していた。
はぜ紅葉 煙たなびき 芋くべる
今日から、電気カーペットを使うことにした。
ブナのテーブルの下のフローリング上に一畳のカーペットを敷き、膝に軽い布団をかける。
格段に足回りの暖かさが違う。
証拠に、夕食後は椅子で爆睡である。
今日のタイトルは、「鎮痛消炎薬」です。
一昨日はゴルフに行き、またも100を切れなかった。
プレー中から左足に違和感があったものの、夜早く寝たら一時間もしないうちに吊った。
妻に幹部をさすってもらい、ロキソニンEXテープを3枚左足腿裏に貼ってもらった。
久しぶりに、筋肉に届く消炎効果(スーッとやわらぐ)を実感した。
昨日は、剪定したゆずの枝を燃やした。
棘が5cmもあり、切るのも運ぶのも難儀した。
7m近い、気ままに伸びた枝は、重なり合い葉も実も傷ついていた。
さっぱりした枝に残った実は、黄色く色づいていた。
収穫は、12月に入ってからとなる。
4m近い枝を燃やすサイズに切るのは、棘に触らず切れるチェーンソーを使った。
半年ぶりに始動したチェーンソーは、動いてくれた。
4mm~5mmの丸やすりでチェーンソーの刃を研いでいたらしくよく切れた。
30cm~50cmの長さに切っていった。
燃やすのも一苦労です。
まず、穴を掘る。
60cmの深さで、掘った土を穴の周りに50cm高さになるよう積み上げていく。
海(北)から吹く風に煙を乗せ山の方角になびかせる。
巾3mx長さ5mの穴を掘った。
ゆずの枝は固く、細かく切ったからといって、重なり合う枝間の空間が広く燃え続けない。
枝のすき間に枯草を束にして入れ、さらに上からも枯草をかける。
種火が枯草に燃え移り、枝を燃やして崩していく。
小枝と葉が萌え崩れた頃、太い枝だけ残る。
さらに枯草で追い炊きする。
火の勢いに気を配りながら、燃やし続ける。
1.1mの土壁が北風(海からの風)をブロックしてくれる。
上昇気流が起こり、焚火の下から空気が巻き込まれるように入っていく。
島での野焼きで一番気を付けることは、山林への延焼火災です。
火の粉が舞い上がらぬ勢いで燃やし、焚火の近くの枯草は事前に取り去っておく。
今回は、水20リットルをタンクに入れ、じょうろを用意した。
太い枝が炭になったところで、水をかける。
穴を掘り、燃やし始めて4時間が経過したころ、海風が強くなり、焚火を終えた。
次の穴になる平らな畑を新たに掘り、出た土を炭の上にかぶせる。
煙が出ないのを確認して、昨日の焚火は終了です。
蒸し焼きで出来た炭と灰をバイオ炭にし、肥料に混ぜて使う。
バイオ炭は、炭素を地中に閉じ込め、地球規模の二酸化炭素排出を少なくすることが出来る。
バイオ炭は空隙率が高く、地中の微生物と酵素(腐葉土を分解)の働きを助ける。
燃やすためにできた穴は、根が長い野菜(大根、牛蒡、長芋など)の植え付け場所に使う。
根が割れない(固い土に当たり二股になる)し、収穫の掘り返しが楽になる。
終わって、一輪車に道具を積んで帰っていると、
近所の人(70歳超の姉妹)が採った渋柿を持って行けと勧めてくれる。
8m近い柿の木の実は、すべて枝ごと採られていた。
採れた渋柿は、コンテナ(15kg入り)10杯はあった。
コンテナ一つ分の渋柿をいただいた。
3週間前に友人からもらった渋柿を吊るし、今が食べごろである。
再度、皮むきから始めることになった。
早めの夕食後、今度は右足を吊った。
腿裏に「鎮痛消炎剤」を妻に貼ってもらった。
吊るのは、3つ原因がある。
運動後のストレッチ不足。
酒の飲みすぎ、水分摂取不足。
日頃の体力不足。
と妻が念入りに教えてくれた。
今日もゆずの残りと、他の果樹(枇杷、すもも)の枝を燃やす予定である。
2022年10月29日