故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

あと20年も

2022-07-11 18:35:04 | よもやま話

絵のタイトルは、「宴も半ば」です。
確かに半分は過ぎた。
濃密さから言ったら、半分もいかぬ。


草刈は タンク一杯と 決めてるが

90歳の老婦人が訪ねて来た。
出来とったけえ、持ってきた。
草の中を手探りでトマトを採ったらしい。
赤々とした美味しそうなトマトです。
今でも、トマトの接ぎ木の苗を広島駅前の田中種物屋まで買いに行くらしい。

朝から妻は元気です。
ストチュウ(酢+唐辛子+焼酎)を野菜全般にかけていた。
草取りを手伝おうかと尋ねると、斜面の畑の草刈をしようと発破をかける。
とても太刀打ちできる斜面ではないし、曇ってたはずが晴れてしまった。
恐る恐る草をかき分けながら、探るように草刈り機を回した。
一時間で退散した。

90歳のご婦人は、つい最近まで耕運機を使っていたらしい。
90歳で柿を植えて、もしかしたら食べられるかもしれないと夢を持っておられる。
耳も眼も達者です。顔つやもよく元気そうです。
千葉の娘のところに1っカ月世話になったが、
気兼ねで自分の家が良いと住み慣れた島に早々に帰ってきた。

今日のタイトルは、「あと20年も」です。
ご婦人の歳まで、20年余りです。
毎日の草刈や、庭木の剪定でバテバテの毎日です。
私達も柑橘類を7本植えたが、これはクリアー(収穫)できそうです。
だけど、草刈は自信がありません。
草刈スパイク(15cmピンを追加改造)を履いてまでやるもんかな。
出来るところをやって、斜面を階段状(つまり段々畑)にすればよいじゃない。
と妻は言う。
誰がやるではなく、私である。
私がやり始めれば、妻は手伝います。

時間はたっぷりあるとは言うものの、体力には限りがある。
それに、この暑さです。
糖尿病を患った義兄の透析は、毎回5Kgの水分を抜くと聞いた。
義兄はへとへとになり、ジュース缶を自動販売機で買うのがよくわかる。
草刈の体重減は、2Kgですからまだましです。

あと20年は永すぎる。
若い時は、早く歳をとりたいと思いました。

2022年7月11日
コメント
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