故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

覚悟

2021-04-06 03:18:00 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、「中央道東へ」です。
多摩から都心へ向かう高速道路で朝焼けを見ました。
不安な気持ちと、今日もやるぞと意気込んでいたことでしょう。
ブログを書き上げ、過去描いた絵を選ぶこの頃です。
本当は、新作の絵を載せたい。
今の「覚悟」にあったイメージです。


今日のタイトルは、「覚悟」です。
自分が書いたブログに、キーワード「覚悟」を入れて検索した。
嫌と言うほど、いや反吐が出るほど「覚悟」という言葉を使っています。
無理もありません。
少し動くと、疲れが溜まる。疲れは腰に来て、各所の痺れとなって症状になる。
因果関係が分かるうちはよい。休んで、そこを重点的にケアすれば、ほどなくして回復する。
これも経験です。
癌になり生還した先輩の多いこと。そのような先輩に健常な自分が、ゴルフで負ける。
背中の張りを、背中の筋肉を使って伸ばす。そうしないと、曲がったまま歩行するようになるからです。

痛さで夜中に目が覚める。
目が覚めたところで、何もすることがない。
腸は脳の言うことなんか聞かない。起きたんなら、小便、排便しろとせかす。
身体から水分と老廃物が抜けると、水が欲しくなる。栄養を補充したくなる。
休ませてはくれない。身体で起きる現象に、脳が刺激を受けて、さて始めるかとブログを書き始める。
こんな毎日です。

「覚悟」は、これから戦場(社会など未経験の場)に向かう若者が使う言葉と思っていました。
何があっても不思議はないぞと、自分に言い聞かせています。
浮かんできた多くの言葉で、考えを紡いできました。
年齢を重ねても、筋肉は再生されるいや増やすことだってできる。
筋肉を動かす脳は鈍化し、蝶番(ちょうつがい)は錆びついています。
やっと気づく。さて、どうしたものかと考える。

成長の速度を落とすしかない。
高速道路で、120Km/時間の運転は、いつしか100km/時間になり、
今じゃ、高速道路にも乗りたくなくなった。
1300km走ろうと、国道の速度60km/時間が安心で快適です。
そのうち、移動距離を短くしようとなるでしょう。じゃあ、歩くかとなる。
時間は、たっぷりある。何々しなければなんて、皆無に等しい。

「覚悟」は、工夫の一端である。対処の準備の号令のようなもの。
初々しき頃、女子を抱く時のほとばしる荒々しさなど、とうに忘れた。
これから向かう暗黒(未知)の世界に、櫓を漕ぎだすしかあるまい。
手元を明るくするのは「覚悟」であり、遠くの闇を見透かすのは経験が醸す勇気です。

越し方が 輝きもたれ 闇に発つ

2021年4月6日

コメント
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