絵のタイトルは、「のほほんと」です。
少しだけがんばろうと、この方は思っているかもしれない。
3月21日(日)以降、首都圏の緊急事態宣言は解除される。
解除されたと言っても、以前脅威は収まらない。
ワクチン接種間近となり、慌てることはない。
今日のタイトルは、「時短営業継続」です。
カフェの経営は、赤字続きである。
カフェの資金が枯渇した時点で、廃業となる。
そうではあるが、あと数か月夜の営業(予約)を自粛することにした。
カフェに来られるお客様は、私達の年齢と近い方が多い。
飲むにつれて、話し相手を探して場所を移動する。
ウイルスを持っている方が一人でも混ざっていれば、クラスターは必至である。
換気をし、パーティションを設置しても、防ぐことはできない。
そう、判断した。
電話予約のデリバリーとごく少人数のお茶のみだけを継続している。
開店休業にはしないで、妻は積極的にパンづくりやお菓子作りに精を出している。
試作したものは、地域の世話になった方に試食していただいている。
都会や故郷の友人、遠く離れた家族に送り続けている。
私はカフェの予約客に提供する野菜の植え付け準備に忙しい。
今年は、トロ芋やゴボウにも挑戦する。
どちらも、晩秋から厳冬にかけ、深く掘り収穫する野菜である。
ゴボウなどは、機械掘りが常識である。
肥袋に土を入れ、ゴボウを育てるアイデアを友人から教えてもらった。
収穫時には、袋を破り土を出しながらゴボウを収穫する。
昨年は、紫蘇の葉が最盛期となっても、唐辛子が収穫できなかった。
唐辛子が赤くなる前に冬を迎えてしまった。
そんな反省を生かして、毎年農業は植える作物が増え、経験は広く深くなっていく。
カフェが赤字なのは良くないことだが、5年は続けたい。今年が5年目である。
起業の成否は、10年継続後に問われる。
農業も商売もそうである。
ワクチン接種が一回りする頃に、作った野菜でもてなしたい。
慌てることは、なにもない。
水仙が 芽を出すあぜを かたづける
2021年3月19日