故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

笑えない話

2020-12-12 04:17:39 | よもやま話

誰彼なしに「おーい」(タイトル)と呼びかけたい。


寒いけど、目が覚めてしまう。
ダウン入りのズボンをパジャマの上に履き、愛用のチョッキを重ね着しどてらを羽織る。
足元から冷えるので、厚手の靴下を履きレッグウォーマーで冷気の侵入を防ぐ。
コンピューターのキーボードを打つ手が冷える。手袋をしても袖口から冷気が侵入する。
農作業で使う布製手甲で袖口を覆う。
中から温めようと、熱いコーヒーをすする。

今日のタイトルは、「笑えない話」です。
先輩に我が家で採れた野菜を送った。着いたよ、ありがとうの返事が来ない。
来なくなってから、半年が経つ。時々自分理由の電話があるから生きている。
永く生きたものは、教養が邪魔する。手紙を書こうと、季語を探すことから始めてしまう。
電話なら簡単だと思う。今の時間は忙しいだろうと夕方にする。
電話番号が書かれた送り伝票は、ごみとして片づけてしまって、かけられない。
野菜だって、二人暮らしのものには多い。誰かに分けることを考えなくてはならない。
面倒くさい。人の道さえ忘れてしまう。

26時間かけて国道をひたすら走った。走行距離1200Kmになった。
ガソリンを給油するのは、セルフのみ。作り置きのお握り12個で食いつなぐ。
深夜のコンビニで用を足す。妻と交代で運転し、疲れて眠る。
Go to travel を利用するのは怖い。そこまでして、何故と思われるかもしれない。
私のなかでは、今しかない、私がやるしかないとルーチンワークをするのと変わらない。

理由づくりをして、だらだらと過ごす。
汗をかかない、体力を使わないから身体がなまる。
疲れない、お腹が空かないから、食べること、寝ることが楽しくない。
悪循環です。「笑えない話」の続きをみずから作ってしまう。

妻に小言を言われながらも、温室の4面の壁を作った。
妻の望み通りの保温層を持った2重壁で仕上げた。
あとは、2重の屋根を掛けるだけである。
来週からさらに寒くなると天気予報が教えてくれた。
キャベツが高騰する4月~5月に収穫するためにやっていることである。
わずか数千円の経費節減のための辛苦である。
ここまでやる?自らに問いかけない。
できるかなと、試してみたい。それだけのことである。
他人からみると、「笑える話」であろう。

やっと、温かくなってきた。
妻が寝ているうちに、ルーチンワークをやろう。
毎日やるからできることである。一日でもかかすと億劫になる。

遠き道 何故に歩くの よぼかかし

2020年12月12日
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