楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

人生は楽しい!-善いことをすれば、良いことがある

2003年10月08日 12時09分00秒 | つれづれなるままに考えること
(ディスカウント・ストア)

あるディスカウント・ストアの前の歩道に、
ゴルフ用の「麦わら帽子」を山済みにして売り出していた。

散歩途中に時々通る場所でもある。
商品は夏物で夏は終わりだから、
今買っても今年は使えない。
だから普通3000円はする商品が、

値段は 金980円也。

ボクは体のサイズは、スモールであるが、
頭だけは、ラージサイズ。
サイズを確かめて試着して、
気に入ったので買うことにした。

帽子を持って、
お店に入り、レジに品物をだしてお金を払おうとしたら、

係りの人が、「525円です。」と言う。

年配のオジサンである。
オジサン!間違いだよ!と思って、

「値段には、980円になっていますよ」と問いただした。

すると「はい、525円で結構です」と言う。

「どうして?安くなるから良いけれど...」すると、

オジサン曰く、
「以前、同じように歩道でショート・パンツを
ハンガーにかけて売り出したことがあります。
そのとき、誰かが試着したのか、
それをうまくハンガーに戻さなかったのか、
一着歩道に落ちていました。
通りがかったお客さん(ボクのこと)が、
それを拾い上げてハンガーに戻してくださったでしょう?
そのお礼です」という。

そう言われれば、ずいぶん前に陽射しの強い日だったが、
そんなことがあったことを、思い出した。
そんなことを見られていたんだ!そう思ったら、
とたんに照れくさくなってきた。

よく言う「天知る、地知る、わが身知る」あるいは、
「壁に耳あり、障子に目あり」と。

誰がどこで、見たり聞いたりしているかわからない。
また言う「因果応報」こんな時に使う言葉だと思った。

うれしくって、時期はずれの麦わら帽子をかぶって、
スキップで家に帰った。

人生は楽しい!

だから やめられない!!

(後になって聞いたところによれば、
そのオジサンはディスカウント・ストアの経営者であった。)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昨日の一善 (一日一善) | トップ | ⑳教授回診(檻の中14) »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
買物 (もののはじめのiina)
2015-10-11 09:31:15
買物をしたら、以前の善行のお礼に負けてくれたとは、照れますね。でも、おたがいにほっこりする話題でした。^^

iinaには、次のような買い物がありました。
ちょっとしたカバンを負けてと注文したら、負けられないというので代金を払ったところ、5%割り引いてくれました。
どうも、総ての客に5%OFFの対応をしているお店でした。いったん諦めたのに思いの他な値引きは嬉しかったです。

iinaさん コメント有難うございます。 (hide-san)
2015-10-11 11:47:25
普段の心がけですね。

なんでもないことが大切な時代になりました。

コメントを投稿

つれづれなるままに考えること」カテゴリの最新記事