桜が咲いているのに山吹の花が咲いた。
いつもは梅雨時に咲くのに、
どうしてこんなに早いのか。
山吹を見るといつも思い出すのが、
・七重八重 花は咲けども 山吹の
実の(蓑)一つだに 亡きぞ悲しき
この短歌と太田道灌。
上の写真の山吹は、
七重にも八重にも並んで咲いているが、
太田道灌に差し出された山吹は一輪の山吹。
なのに「七重八重」はおかしいのでは?
それに山吹は実が成ります、
これを疑問に思ったhide-sanが調べた。
一重の山吹には、実が成るが、
八重の山吹には実が出来ないことが分かった。
(花が八重の山吹)
太田道灌に差し出された山吹は八重ヤマブキだった。
そこで以前、都庁の前にある中央公園の、
太田道灌像を見たら、
扇の上に差し出された山吹は、
八重山吹の一輪(を参照)であった。
そう言えばサツキも咲き始めた。
サツキと言えば五月(さつき)で五月の花なのに、
もう咲き始めた。
(赤い五月/サツキが咲いており白い蕾が沢山ある)
(白い五月/サツキの花)
それはそうと、つつじも花が咲き始めた。
(つつじ1)
(赤と白のつつじの花)
五月どころか六月の季節も、
もうそこに来ているのです。
菖蒲の花も咲いています。
一輪ではありません。
(菖蒲の花)
(白い菖蒲)
早いですね。