しばらく(一週間ほど)無かったトイレの花。
咲いた花が手に入らなかったのだろうか、
今日はサルスベリの花が活けてある。
百日紅(さるすべり)の花。
せっかく花を活けたのに、一輪ポロっと落ちているが、
これが えもいわれぬ風情(ふぜい)があって、
面白い。
(サルスベリ)
パソコンで「さるすべり」と入力しても、
「百日紅」と変換される。
話が変わる。
孫娘の誕生花がサルスベリで高校生時代に、
「あなた猿よ」って友人に揶揄われた。
そうジジイに悲しげに告げたので、
「サルスベリをひゃくにちべに(百日紅)と書くのを知っている?
百日も赤く咲いているから百日紅と書くのだよ」
「ふ~ん・・・」
そう聞いて顔に生気が戻った事があった。
「その木は幹の皮がむけてつるつるのように見えるが、
猿どころか、ボクが木登りをしても、
さっと枝の高い所へ行けるよ、
幹の皮がむけて、見た目につるつるで滑るように見えるが、
触ってみると、実はしっとりとしていて、
掴みやすい木で、滑って落ちることは聞いたことが無い。」
「猿でも滑るように見えるから、サルスベリと言うのさ。
(弘法も筆の誤り)みたいなもんで、
弘法太子が字を間違うわけはないのさ。
千日紅と言う花もあるのは知っている?
百日紅がサルスベリと言うのなら、
千日紅はゴリラスベリとでもいうのかな。」
そう話してやったら元気になって帰って行った。
そんなことを思い出した八月二十九日(本日)の誕生花だ。
その孫娘、
身長180cmのにこやかな青年と結婚して、
もう二年になる。
便りのない所を見ると、幸せな生活をしているに違いない。
(街路樹の美しいピンクのサルスベリの花)
ボクの朝の散歩道だ。
(赤い花のサルスベリ)
実際には幹はしっとりしていて、幹を掴んで見たら、滑るなんてことはありません、