明けましておめでとうございます。
先日来、windows8.1が1/10に終わるというので、
windows10に切り替えを苦心惨憺しながらも、
何とか切り替えが完了した。
その12月26日の話である。
完了して、windows10を起動して、立ち上がるのを待っている時、
突然、画面がロックされてしまった。
何とかロックを解除しようと、
あの手この手と少ない知識でPCの作業をしている時、
「この画面はロックされていて、
今あるセキュリティソフトでは、解決できません。」
microsoftを名乗る女性から、言ってきた。
「次のソフトを買ってください。
つぎのURLを入れてみてください。」
画面に現れたURLを入れると、
画面が変わり、
沢山のソフト表が現れ、
「沢山の無効になっているソフトが入ってますね。
不要なソフトを削除しないといけません。」
と女性の声。
次にまた画面が変わり、
「沢山の無駄なソフトが入っています。
またトロイの木馬も入っています。
快適にPCを動かすには、不要なソフトを削除しましょう、
それには、次のソフトが有効ですが、
費用が掛かります。」
三種類ほどのソフト名とURLを並べて、
一つづつ、
「これが五万円、これが五万円、そしてこれも五万円です。
このうち二つをPCにダウンロードしておけば丈夫です。」
「都合10万円か」とボク。
「支払いはカードにしますか、銀行振り込みにしますか、
コンビニ払いにしますか」
と矢継ぎ早に迫ってくる。
「このソフトは期限がありますよね。」とボク。
「いえ、有効期間はずーっと」と言う。
ここで おや? と思った。
「期限は三年です」とか、「期限がありません」とか、
あるいは「無期限です」とか、
普通は言うのに、有効期間は 「ずーと」 と言うのに引っかかった。
話しているのは外国人訛りがある女性、
女性だともっときちんとした言葉使いのはず。
そこで少し考えた、
(全部で、10万円だと新しくパソコンを買った方が速い)と。
「少し考えてからにします。」
と答えると、
「信用の問題ですか?私が怪しいと思いますか?
信用の問題でしたら、
身分証を送りますのでご覧ください」。
送られてきた身分証は、
「Microsoft
Name :Lee
女性の画像
英語でセキュリティ担当に相違ありません」
と書いてある、
顔写真入りの身分証らしき物。
これを見てますます不信が募る。
「とりあえず今回は止めて少し考えます」と話して。
画面を強制終了した。(電源を切った。)
金額としては10万円で、
PCの動きに困っている身としては、
さほど大きくない金額だが、
それにしても少し足せば新しいPCが買える、
この金額のセキュリティソフトなら、要らない。
第1windows8.1からwindows10に入れ替えたばかりで、
このwindows10のサポートも2025年10月で終わる。
今はwindows11が主流になっているのだから、
windows11の入ったPCに変えた方が快適だと思ったのだ。
数時間たって、セキュリティソフトは如何ほどかと、
調べたら、3年間の使用有効期限で
1万数千円で購入できるではないか、
危うく詐欺に騙されそうになった自分に情けなくなった。
どうぞ皆さん、年末年始でお忙しいことと思います、
そこに付け込んだ詐欺に十分お気を付けください。
それにしても上手く誘導するものだと、
詐欺師に感心した。