ソメイヨシノは、
オオシマサクラとエドヒガンサクラを交配して、
染井村の植木職人が造ったと聞き及んでいる。
オオシマサクラは身近にあって解ったが、
エドヒガンサクラはどんな桜か知らない。
(オオシマサクラ1)
(オオシマサクラ2)
日本のサクラの原点は、山桜と思う。
それは、本居宣長が詠った日本人の心についての一首、
・敷島のやまとごころを人とはば 朝日ににほふやまざくら花
を見てもよく解る。
山桜は花と葉が両方一緒に出るが、
オオシマサクラは山桜と違って、葉が出る前に花が咲く、
ソメイヨシノと同じだ。
しかし、ソメイヨシノは花の中心部が赤いのに、
オオシマサクラは花の中心部が薄緑色である。
これくらいしかボクには違いが分からない。
染井村の植木職人が、新しく開発した桜の名前を
ソメイヨシノとしたと知っただけで、
染井村の植木屋の吉野さんが作ったから、
そのさくらの名前は、
染井吉野=ソメイヨシノになったと、
どう言う訳かそう思いこんでしまった。
事実は、奈良の吉野桜と間違われないように、
染井村で作った吉野桜=ソメイヨシノ
そんな意味が込められていた。
さて、オオシマサクラであるが、
この桜は花より葉っぱの方が有名である。
そうです、桜餅の葉っぱになります。
花より団子とはよく言ったものですね、
食べたくなりました。