(一関学院高等学校 郷土史文化研究会の案内で歩く)
平泉へ行ってきました。
芭蕉が歩いた奥の細道は、東京深川―埼玉ー栃木ー福島ー宮城ー岩手と続きます。
福島まで進んで、その後、夏の暑さにかまけていました。
やっと涼しくなり、
宮城岩手方面に手ごろなツアーがないかと、探していたところ、
ありました。JR東日本の「駅からハイキング」に、
(一関学院高等学校 郷土史文化研究会企画)の芭蕉がたどる奥の舗装道)
奥の細道ならぬ奥の(ほそうみち)を高校生の案内で歩く企画。
ボクには打ってつけの企画だ。
くずるカミさんを連れて行くことにした。
そそっかしいボクのこと、何も見ずに申し込んでしまった。
申し込んでから気が付いたが、集合時間は平泉駅 朝8:45~9:15分。
東京の板橋から乗り物はどうする?
早速、時刻表を調べたら東北新幹線は、平泉駅には行かないことが分かった。
一ノ関駅で乗り換え、平泉に到着する。
(平泉駅)

午前9:15分までに平泉駅集合となると、
(東京駅発6:04発やまびこ号→一ノ関駅8:36着、
一ノ関駅発9:00→平泉駅9:09着)
集合時間に間に合うギリギリセーフの時間だ。
東京駅に六時前に到着するには、地下鉄の一番電車5:08発しかない。
そのように計画した。
考えると西村京太郎の推理小説のような計画であった。
所が当日、朝4時起きのはずが、30分遅れてしまい東京駅には間に合わず、
急きょ大宮駅で計画と同じやまびこに乗るよう変更した。
東京から大宮に列車は6:30分に到着するからだ。
埼京線下り5:24分発の電車で大宮に到着、
余裕でやまびこを待った。
所がなんと、列車は、工事車両の故障で30分遅れになるという。
当然、一ノ関駅に30分遅れで到着するし、
一時間に一本しかない一ノ関駅から平泉駅に行く電車に乗り換えることが出来ない。
(一ノ関駅)

(平泉駅方面行の臨時電車)

仕方がない、高校生のガイドはなくても、地図さえあれば一人で歩くことはできる。
一ノ関駅に到着したら、改札口の駅員さんが、
「平泉方面行きの臨時列車を9:42分に出すことにしていますから、
その便をご利用ください。」という。
平泉駅には行くことが出来るが、
JRの「駅からハイキング」には予約がしてあるから、
事情を話して「時間に間に合わない」連絡をしようと、
駅員さんに平泉駅の電話番号を聞いて電話すると、
平泉では、
「新幹線の遅れは承知していますので、
係りの人を待たせておきます」との返事。
思わぬハプニングに一関学院高校郷土史文化研究会の面々に迷惑をかけることになったが、
ありがたい対応であった。
(駅からハイキングの面々)
