その昔、定年後は海外旅行を楽しもうと思ったが、
実現するに当って、はたと戸惑った。
最初にどの国へ行けばよいか?
日本から初めて出る海外の国、
危険もあり、
通貨も解からず、
勿論言葉もわからず、習慣も地理も知らず、
どう決めたら良いのか。
しかたなく旅行会社を退職した方が、
その奥様と出かけた海外旅行のノウハウ本があったので、
その本に従うことにした。
まず、「世界の人が沢山訪れる国々のベスト3は何処でしょう」とあった。
どこかに統計があって、
旅行会社で仕事をしていたため、
著者は良くご存知であった。
ボクは、スイス、オランダ、スペインだろうと思っていたが、
その本を読み進むうちに、それは、
第一位、オーストラリア、ニュージーランドのあるオセアニア、
第二位、カナダ。
第三位、北欧。(スエーデン、デンマーク、ノルエー、フィンランド)
どうしてこの国に世界の人々は訪れるのだろうと言うと、
それは「治安が良いから」だそうだ。
話は飛んでしまったが、これからが本題。
国連が2021年3月、
1.一人当たり国内総生産(GDP)
2.社会保障制度などの社会的支援
3.健康寿命
4.人生の自由度
5.他者への寛容さ
6.国への信頼度
をもとに調査した所、
2.社会保障制度などの社会的支援
3.健康寿命
4.人生の自由度
5.他者への寛容さ
6.国への信頼度
をもとに調査した所、
1位はフィンランド
2位はデンマーク
3位はスイス
であったという。日本は56位。
こうしてみると世界の人々が沢山訪れる国は、
計らずも生活や仕事、所得などで国民が満足し、
幸福度が高い国々であるように思える。
満足度の高い国は、当然、治安も良くなるし、
良い国ということになる。
海外から訪れる旅行者にも
居心地が良い国と言うことになる。