矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

いよいよ週末、 水戸熱病塾 2017 開催

2017-07-13 22:09:36 | 感染症関連
待望の水戸熱病塾

いよいよ週末に開催されます。

"21世紀の弘道館"として、臨床教育の殿堂として、水戸の夏の風物詩になれば、と願っております。

おかげさまで、100名近い方がお集まりくださいます。

最新教育理論を加味して、現場で使える" 考え方 "を習得していただけるセミナーデザインにしております。

すぐに忘れる 単純レクチャーではつまらない!!

というのが私のコンセプトです。

一日目の後半は、グラム染色の巨匠 永田邦昭先生のご講演

さらに、2時間の時間で、ご講演と対話を中心に 黒川清先生のライブセッションです。

ワイン🍷を中心に 懇親会

翌日もチャレンジケースをご準備して、幅広いオーディエンスに対応しております。

百日咳 診断戦略

2017-07-13 06:30:59 | 感染症関連
感染症の診断方法が、今、革命的に進化しています。

国際学会でも、診断方法のシンポジウム それに関連したアウトブレイクの調査研究など、めまぐるしい変化です。

小児科領域 および成人の百日咳の診断方法が、昨年秋に 保険承認されたLAMP法により、改善されました。

CDC 米国疾病対策センター およびそれに準じた日本小児呼吸器感染症学会のガイドライン2017 が出ています。

勉強になりました。

ふだん、成人診療のため、あまり経験していない百日咳ですが、医療従事者の曝露者や集団発生に対応した経験があります。

昨日、当科内で、情報共有して一部勉強しました。生涯教育の重要性と共同学習の重要性を感じます。


世界一訪れたい日本のつくりかた デービッド アトキンソン著

2017-07-09 19:34:24 | 著書紹介
都内のコンサートに行って帰りに 即断で購入しました。

学会などで図書カードを頂いてなかなか使う機会がなかったので、ちょうど良い機会でした。

少し前の著書の 観光立国というのは、斬新な響きで、知識がない私はとても惹かれました。

同じ著者のデーヴィッド アトキンソンさんが、新刊を出されました。

駅で平積みの本にはいつもざっとみて、興味があれば、即買します。

図書カード消費もあり、駅の本屋さんで購入は多いです。

ルーティンでは、もっぱらアマゾンで購入が大半です。

私も国民のひとりとして、いかに日本が発展できるかをいつも考えます。
特に日本の若手や 近いところでは、可愛い姪や甥たちの時代が、少しでもよくなるように最大限のことをしたいです。

今、5歳の姪が歩む人生が、どんな感じかなあと楽しみです。

今、大学生の姪や6月に米国の大学を卒業したばかりの甥のキャリアも最大限サポートしております。
今度、甥の卒業祝いの珍道中です。

朝のトレーニングと洗濯🌀🎽布団干し

2017-07-09 14:02:19 | ヘルス 健康管理
本日は 体温ぐらいの気温です。朝のトレーニングをジムで行ってきました。ひとりでマシンを使うのは初めてです。前回、マシンの使い方を教えていただいて、今日は初トレーニングでした。

50lbぐらいと20lbぐらいの重量で、行いました。

洗濯🌀🎽日和で、洗濯と布団干しをやって、お出かけ👜🎵✨です。

暑い🔥☀です。

"攻める健康法" 三浦雄一郎さん ご講演

2017-07-08 21:43:41 | 感染症関連
極限の世界をご経験された方のお言葉の深さが心にしみいりました。

雪崩やスキー⛷滑降で、何度か生死の境をご経験されたときのことをお話くださいました。

守りの健康法 食事 運動

攻める健康法 目標に向かって、トレーニングすることによる運動

自分や環境の限界を超える

夢は願えば叶う と私も共感します。

本日のご講演で、質問させて頂きました。

くじけそうになったときに どうやって、復活したのでしょうか? とお伺いしました。

なんとかなる と思ったと

必ず、一つは解決策がある
助かる道がある

あきらめない

楽観視をする

天才バカボンの パパのように

"これでいいのだ"とおもって。

標高8000 mで、手巻き寿司🍣とお茶🍵会をして 登頂したそうです。

私もそんな夢のあるしゃれたことをします❣️

まずは水戸黄門漫遊マラソンのフルマラソンです。

明日は早朝、千波湖周囲を走ってトレーニングして、ジムの筋力トレーニングします。





明日は、つくばで、関東農村医学学会です

2017-07-07 15:58:39 | 感染症関連
関東農村医学学会に参加発表予定です。

当院のワクチン渡航外来の設立について、発表させて頂きます。

我が病院の自慢の多職種連携という公募シンポジウムに応募しました。

多職種連携 多職種教育を実行した実例として 情報共有したいと考えております。

一般市民も含めた特別講演では、三浦雄一郎さんが講演されます。
事前申し込み制です。

私の尊敬する日本人の方のお一人です。とても楽しみにしております。

やり遂げること
やめる勇気 などについてのお話の予定と伺っております。

777 の七夕の日、東京大学にて感染症科合同カンファレンス開催されます。

2017-07-07 08:45:59 | 感染症関連
本日は、2017年7月7日で、まさに777 の七夕です!

昨年度から準備しまして、ようやく4施設以上の合同ケースカンファレンスが実現しました。

水戸、東京大学、自治医科大学本院の3施設がプレゼンテーションします。

ほか、有明がんセンター、虎ノ門病院、高輪病院、埼玉医科大学などからも専門医の先生がたがご参加見込みです。

アカデミックなディスカッションを楽しみにしております。

いまのところ、関係者向けのクローズドのカンファレンスですが、今後、水戸で、オープンケースカンファレンス予定しております。

2017年10月21日土曜日は、David Schlossberg先生をお迎えしての、英語による感染症科ケースカンファレンス開催予定です。

水戸協同病院感染症科アラムナイ共有フォルダー

2017-07-05 20:29:53 | 感染症関連
水戸協同病院感染症科共有フォルダーで、操作を誤ってしまい、最新版が削除?されたようです。

削除されたファイルにもなく?おかしいのですが、古いフォルダーで復活しました。

共有メンバーを再度、ご招待して気が付きましたが、フェロー、レジデントの先生が累計20名にもなりました。(私も含み)。

充実した日々を送っております。

皆さまに感謝の日々です。

最終のご案内 水戸熱病塾 7月15-16日土日

2017-07-04 07:41:42 | 感染症関連
皆様へ

7月となりました。

下記、最終のご案内となります。

おかげさまで、多くの皆さまからお申込みをいただいております。

せっかくの機会ですので、最終のご案内を差し上げます。

特に、グラム染色の殿堂、永田邦昭先生の珠玉のグラム染色のお写真などを用いたご講演、

さらに、国会事故調委員長でもいらした東京大学名誉教授の黒川清先生の「これからの医療、これからの日本」のご講演

とぜいたくに時間をとりました双方向性のディスカッション・質疑(2時間予定)がございます。

ふるってご参加ください。

多職種のどの医療系の学生、研修医、多職種職員、医師の方向けです。


(ご案内)
水戸協同病院では、この夏、”水戸熱病塾”を開催いたします。

参加申し込み

注 セミナーのみのご参加は、直前まで応募可能です.
  ワイナリツアーはお問合せください。

水戸協同病院担当事務
mitonetsubyoujuku2017@gmail.com

お名前
ご所属
職種と学年(卒後年数)
連絡先
を書いて、お申込みください。

参加費 3000円 学生は2000円
懇親会費(希望者)5000円
ツアー参加費(希望者)8000円(見込み)

先着順とさせていただきます。

ワイナリーツアーは6月中旬ぐらいまででいったん募集終了予定です。
(追加でご参加は可能な場合はございます)

(セミナーの内容)
水戸は徳川300年の歴史を誇り、水戸9代藩主の徳川斉昭(なりあき)がつくった弘道
館、偕楽園がございます。

当科では、教育の殿堂を目指し、”21世紀の弘道館”として、21世紀の最新教育理論
を駆使した体系的な教育活動を展開しております。

その一環として、医学生、研修医、医師ほか、感染管理看護師、薬剤師、検査技師の
幅広い医療従事者との多職種グループディスカッションによるセミナーを開催いたし
ます。

臨床現場でのICT活動、また臨床医として遭遇する重要な症例などを中心に多職種
チームで10例学んでいただきます。

セミナー後は、徳川斉昭の言葉通り、「一張一弛(いっちょういっし)」で
よく学び、よく遊べ で、日本最古のワイナリー(茨城県牛久のシャトー神谷)に
ツアーに行きます(自由参加)

1日目の目玉は、グラム染色の殿堂 永田邦昭先生のご講演、
さらに、東京大学名誉教授の黒川清先生のご講演と対話を設けております。

ぜひご参加ください。

会場
水戸市宮町3-2-7 水戸駅から徒歩10分程度
水戸協同病院 4F 講堂


7月15日土曜日
(予定のタイムテーブル)
Day 1 Time table 講師
13:00-13:30 受付
13:30-14:00 市中感染症基本ケース 矢野晴美(筑波大学・水戸協同病院)
14:00-14:30 集中治療ケース 牧野淳(さいたま医療センター)(予定)
14:45-15:15 医療関連感染基本ケース 高村典子(水戸協同病院)
15:15-15:45 初期研修医チャレンジケース 長谷部圭亮(旭中央病院)
16:00-17:00 グラム染色 永田邦昭先生 公立玉名中央病院(グラム染色の
巨匠の先生です!)
17:10-19:00 これからの医療、これからの日本 東京大学名誉教授 黒川清先生
19:00-19:15 記念撮影
19:15-20:30 懇親会

7月16日日曜日
Day 2
8:30-9:00 チャレンジケース 石原あやか(水戸協同病院)
9:00-9:30 発熱ケース 小林裕幸 (筑波大学・水戸協同病院)
9:45-10:15 救急ケース 多田勝重(水戸協同病院)
10:15-10:45 HIV ケース 梶有貴 (東京大学)
10:55-11:25 チャレンジケース 鈴木智晴 (水戸協同病院)
11:25-11:55 渡航者ケース 石岡春彦 (水戸協同病院)
11:55-12:00 記念撮影
ツアー参加者はバスに移動
12:30 バス出発 牛久ワイナリーツアー
13:30 到着 シャトー神谷
13:30-15:30 クラフトビールとワインのランチ
15:30-16:30 周辺観光など
解散


日本語の総合内科・感染症の良書のご紹介 2017年6-7月に発刊

2017-07-03 13:19:24 | 著書紹介
最新刊で、日本語で、楽しく勉強できる良書を2つご紹介します。

1つは、2017年6月号のMedicina (医学書院)千葉大学の谷口俊文先生が編集されています。

総合内科全般で、「予防医学」にフォーカスした内容です。日米で活躍する新進気鋭の方々著者になっています。

ご一読を。。当院の図書で見つけて、拝見しました。

2つ目は、2017年7月号の「総合診療」(医学書院)。

獨協医科大学の志水太郎先生らが企画。

感染症をSystem 1(熟練による直観的診断、パターン認識による)と System 2(分析的な診断)でどのように診断するかを、ケースベースで紹介されています。

私も1つ症例を出しました。System 2です。

感染症や総合内科のエキスパートが著者となっています。

ぜひご覧ください。興味深い症例が多いです。

家族とお買い物 & 明日はマラソントレーニング

2017-07-01 23:05:47 | 日記
今週は、やっと落ち着きました。午後から 家族と久しぶりに一緒にお買い物に行きました。

1週間の食料品に 水などをたくさん買い込みました。

夏らしい装いも気分転換に いくつか買ってみました。

長年出張用に使っていたキャスター付きのバックも古くなって、混雑している駅では危ないので、とうとう買い換えました。フライト✈️持ち込みはできないサイズです。家族と兼用にしました。

靴👞👠👢も歩き靴を夏用に買いました。

通勤は、マラソントレーニング用のスニーカーです。👟

近道の坂があるので、スニーカーがラクです。

最近、京都のホテル🏨が取りにくいので、早々に、来年6月の学会用にホテルを予約しました。

明日は、5時起きで、マラソントレーニングします!!
大好き😘な千波湖の周りを走ります。楽しみです。

渡航ワクチンとChoosing wiselyキャンペーンの "戦略会議”

2017-07-01 14:25:45 | 感染症関連
沖縄米軍病院のご縁以来、早25年が経過してきていますが、沖縄米軍病院の2期生の先輩、田中敏博先生と水戸で再会のランチ会議です。


田中先生は、当時から、「いままでだれもやらなかったこと」「あったらいいなあ」と思うこと、などを、率先してイニシアティブをとり実現されてきました。

ワクチン渡航外来もそのひとつです。東京以外の通常の地方都市で、いまやワクチン渡航外来の成功事例の1つとして、各学会、ワクチン関係の勉強会などでご講演をされています。

私も静岡でワクチン渡航外来のことをお伺いし、当院でもすぐに実施できることを確信し、昨年9月から本格的に運営、診療を開始しました。

多くのニーズがあることがわかり、おかげさまで、患者さんも途切れることなく常にいらっしゃいます。地元の健康意識の高い方は受診されています。

通常ワクチンの肺炎球菌ワクチン接種のときには、かならず、破傷風ジフテリアの混合ワクチンを同時にお勧めし、ほぼ100%の方が接種を希望されています。
本日も、3名とも、肺炎球菌とともに、破傷風ジフテリアの混合ワクチンのプライマリーシリーズに同意され、接種開始となりました。

抗菌薬のほうも、「患者教育」「市民教育」に主眼を置き、医療者のみならず、カスタマー、ケアを受ける側の教育を充実させることで、医療従事者の行動や診療パターンに変化が起こることを目的とします。

田中先生の地域は静岡県チームで、いろいろな病院との連携をされていることを伺いました。先日は、SAT と呼ばれる静岡県立こども病院のチームが内閣府のAMR普及啓発活動表彰でみごと受賞されました。

地域から、賢い選択を広げていきましょう!!