矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

Overwhelming Taipei Big hospital 台北日記

2013-02-22 17:05:35 | グローバリゼーション関連
I am visiting Taipei for the second time. It has been exactly 20 years since I was here to take the USMLE (United States Medical Licensing Examinations) Step 1.

I just visited a huge private hospital with over 3,000 beds, over 8,000 outpatients per day. There are 900 doctors, 900 residents, and more interns and medical students. This is a gigantic hospital, which is similar to or most likely imported the US hospital design. Overwhelming size and scale.

台北を20年ぶりに訪問しました。Chan Gung Memorial Hospitalという私立病院を見学させていただきました。巨大な病院で、3000床以上、1日の外来患者は8000人を超えているそうです。平均在院日数は7.9日とのことでしたが、外科病棟の方は、3日ぐらいで退院しているそうです。外科の手術室は80室、移植外科専門のICUも見学しましたが、16床ぐらいありました。脳神経外科のICU、熱傷Burn Centerもあり、非常に感銘を受けました。

かなり米国の病院の内装デザイン、システムに似ていますが、個人の資産家の方の高い志で40年の間に台湾に複数の病院チェーンを構築したそうです。

システムを見るとうらやましいくらいhigh volume, 体系化したシステムが整備されていました。

私がもっとも興味を持っている感染症の分野も、感染症の分野には専門医が40名いるとのことでした。
地域の病院にも出向いているとのことです。抗菌薬の使用は、感染症専門医の許可がないと処方できない抗菌薬もあるとのことです。

またエレベーターのボタンの前に、"No gloves"と警告するサインが掲示されており、感染管理も世界最先端、一流であることを垣間みました!! すごいです! 10年前の2003年のSARSの経験から、感染対策は整備されたとのことでした。
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