矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

日本人英語力の衝撃のデータと興味深い会話

2011-11-23 23:40:47 | グローバリゼーション関連
今日は祝日でしたが、都内で仕事がありました。

午前中、都内のヘアーサロンに行きました。久しぶりで銀座の街を歩いて気分よくクリスマスの雰囲気を感じていました。

知人が紹介してくれた方が私の担当なのですが、本当にプロフェッショナルで腕も確かな方です。あまりお話はしたことがなかったのですが、昔からある雑誌の通信販売のことを宣伝されたことから興味深いお話に発展しました。

私はデジタル-nativeの世代ではないですが、国外や周囲の若手の方の影響もありiPod, iPadは愛用しています。そんなことから、雑誌のカタログを見て通信販売の商品を購入するというのはもともとあまりしませんし、勧められてもあまりピンときませんでした。

時代はあきらかに大きく変化しており、「もうビジネスモデルが変わっていますよね」という話をしてみました。家族もメディア関係の仕事のためこのあたりのビジネスは日進月歩で変化しておりどんどん新しいビジネスが生まれては消え、となっている印象です。

その美容師さんが、中国に頻回に講習の講師として行くという話を伺い、また現地の見習いの方々の熱心さに圧倒されるというような話をしていました。日本では労働基準法の関係で
みんな一律の仕事しかしておらず、しかし結果は他人よりよい?ものを求めるのは無理だとのお話をしていました。貪欲に学ぶ中国の美容師の方と日本での周囲の若手の見習いの方がたで、やる気のところから教育する気はないとのことでした。かなり熱をこめた語り口だったのが印象的でした。医療界もまったく同様だと感じています。

夕方家族と話していたところ、語学の話になりました。

英語TOEFLの国別平均点が公表されています。TOEFLはすごいですね。こうした統計をきちんと公表しているので。。


アジア30カ国のうち、なんと日本人の受験者の平均点は27位だったそうです。
日本の下位には、ラオス、カンボジア、タジキスタン?のみ。


北朝鮮にも負けていたとのことがWebsiteに書いてあったそうです。

1位はシンガポール、平均98点(iBT 120点満点)、2位インド、3位フィリピン、マレーシアなどが並んでいるそうです。

韓国は9位 81点、北朝鮮は17位で78点、日本は27位で70点とのことです。

教育の差があきらかに出ています。

これがグローバルな世界でどのくらいインパクトがあるかは言わずもがなです。


もともと構想を練っていたのですが、2012年には感染症のOpen Collegeを開催予定です。

Open Collegeは英語で開催する予定で準備しようと思っています。






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