矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

「言論NPO」

2012-05-30 23:09:02 | グローバリゼーション関連
今朝の読売新聞で、「言論NPO」の方の投稿を見ました。

いまの日本の政治を見ていると、とても前に進んでいるとは思えない状況です。

税制改革、年金改革などは、国民投票になるべき最重要事項だと思います。

原発事故に関連し、今後のエネルギー政策、原発を継続するのかやめるのか、部分的に止めていくのか、など民主主義の国であれば、国民の意思を問う非常に重要かつ重い事項だと思います。

地元の利益のみに固執せず、もっと広い視野で国家の方向性を自身の問題として考えるべきだと思います。私自身も、これらの問題は関心をもって見守っていますが、自分の意志をどのように反映させるべきかという点で、いまの政治スキームは違和感を覚えます。

たとえば、自分の住む地域の選挙区から立候補する方で投票したいと思う人がいない、など理不尽な選挙になっています。

日本のメディアはやはり”御用メディア”と考えたほうがよいので、報道内容はバイアスがかかり、政府に都合のよいことしか流れていないと感じます。震災のときのBBCとNHKの報道の差は歴然としていました。

今日の「言論NPO」の方の投稿記事でも強く主張されていましたが、ひとりひとりが日本をどうしたいのか、個人個人が真剣に考える必要があります。”お任せ”主義では、まっとうな判断や世界と対話できるレベルにならないことを痛感します。

論理的プレゼンテーション能力、しかも英語でのプレゼンテーション力はMUSTなスキルです。日本が十分に世界に対して説明できず、”意味不明”と感じられる行動を取り続けるならば、世界からどんどん取り残されてしまいます。。

若手でなんとかしませんか? 即行動につきると思います。