矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

Johns Hopkins 大学同窓会のご報告

2009-03-15 23:05:17 | Weblog
2009年3月15日の本日、5年ぶりに、日本国内在住者を中心にJohns Hopkins大学の合同同窓会が六本木アカデミーヒルズで開催されました。私は初めて参加しましたが、非常に有意義であったため、ご報告することにいたしました。

Johns Hopkins大学の本学、医学部、公衆衛生大学院などの合同同窓会で、いろいろな業種の方が参加のようでした。数十名の方の参加でした。

同窓会の講演会で、元内閣官房副長官の古川貞二郎氏が講演されました。
古川貞二郎氏は、これまで合計11の内閣にかかわり、内閣参事官、首席内閣参事官、内閣官房副長官などを歴任されました。1995年から2003年までの約9年間、内閣官房副長官として、村山、橋本、小渕、森、小泉内閣の際に官邸でのお仕事をされ、まさに国家の中枢でご活躍された方と伺いました。

ご講演は、「首相官邸からみた世の中」で、この1時間にわたるご講演のなかにさまざまなエピソードを交えたお話をされました。

このような長い国家の中枢でのお仕事の中で、信条としている点をご紹介いただき、感銘を受けましたのでご紹介させていただきます。

1.志高く(自分以外の者のために努力する)
2.心広く(他人への許容、いまの世の中ねたみ、そねみが多いので、とのことでした)
3.思慮深く(考えるだけでは不十分、考え抜くこと)
4.頭(こうべ)低く(人知の及ばないことがあるので。最大限の努力後は祈りと感謝とのこと)