駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

箱根駅伝で陸王?

2018年01月04日 | TVウォッチング
1月4日(木)
正月休みも終わって仕事始め。電車はガラ空きで楽チンでした!

さてさて、2日と3日の箱根駅伝が毎年楽しみで見るんだけれど、レースが終わると気が抜けちゃうオレです。
毎年、3日の午後2時過ぎに番組終了の壮大なテーマ曲が流れると、「明日から仕事かぁ~」ってなるんだよね。でも今年はその後に特別番組をやってたから楽しめた。不運にも怪我や不調で走ることができなかった選手、舞台裏で頑張った学生達にスポットを当てていて、いたく感動した。
以前は、こういう物語はレースの中でエピソードとして短時間で流していたけれど、今回はじっくりと見られる番組だったので満足度が違う。

さて、今年は何となく選手のシューズが気になっちゃったりしてね。
暮にやっていたドラマ「陸王」の影響なんだよね。

豊橋の大規模なロケを2回も行い、大人気になった竹内涼真君を見に凄い人が集まったもんね、そりゃ気になる。ロケには行ってないけれど、TVでは録画して見てました。基本ミーハーです(笑)

当然、ドラマ「陸王」はフィクションなので、つま先が割れたタビシューズなんて履いてる選手などいない。でもね、なんとなく「やっぱりソールの薄い軽そうなシューズが主流だなあ」なんて思いながら見てた。
当然、中継でも靴にスポットなんて浴びることもないんだけれど、あとでネットで見た記事がすごいことになっていて驚いた。
『箱根駅伝「薄底vs.厚底」靴の知られざる闘い』
という記事だ。これを書いたのは泉美木蘭さんという内容が濃くてもすごく読みやすくてお気に入りのライターで、箱根駅伝以前に書いているのに、まさに往路での東洋大優勝を占っていた。
「陸王」の描く人間模様と並ぶテーマの、「ミッドフット走法」に即した薄く軽いソールのシューズが主流の現在、その常識を覆すナイキの「ヴェイパーフライ4%」というシューズが2017年現実にデビューして話題となったという。

ソールが分厚く、足の前のほうから着地するフォアフット走法を習得し直さないといけないという、「陸王」の足の裏でぺたぺたと着地するミッドフット走法を称賛する物語と真逆のチャレンジが必要なのだそう。
その常識破りの新型シューズを東洋大学が取り入れて、前評判を覆して往路優勝という躍進をしたというのだ。

1区で区間賞を取った東洋大1年生の西山選手。彼のシューズもソールの分厚い「ヴェイパーフライ4%」だとわかる。
なんと我々が知らないだけで、シューズメーカーの戦いは「陸王」のように実際に繰り広げられていたのです。多分、来年の駅伝、いや今年の長距離界は厚底シューズが主流になることは必至であろう。
ドラマ「陸王」は現実だった。
コメント
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