駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

音楽三昧

2008年12月28日 | ライブレポ
12月28日(日)
25日はこれから動き始めるJAZZバンドのリハ
26日はトニーGGバンドライブ
27日はPPFライブ
今日、28日はチップスの今年最後の練習でした。
この年末になって、ライブと練習で4日連続で音楽に携わり、音楽三昧の贅沢をしてきましたが、やっと明日は何もない休日。
ちょっとのんびりできますけど、そこは個人練習でもするつもり。
で、今年最後の音出しは30日の“バークレー”でのライブであります。
大好きなドラムとパーカッションでそれぞれ活動させていただく機会をもらい、それなりの成果をあげたい、いい仕事をしたいと自分なりに努力はしてまいりましたが、反省もたくさんあります。
どうしても満足のいく個人練習の時間が作れない。
残念ながら食っていくための長距離通勤が続く限り、もう平日は諦めるしかないんだけれどね。
時間だけじゃなく、練習する環境を作ることすらできない場合もあります。
ドラムについては、電子ドラムや練習台という手もありますが、パーカッションについては皆目見当たりません。
コンガやティンバレスの練習など、最も原始的な楽器であるだけに、住宅地在住では音がでかくて練習スタジオにこもるぐらいしか練習方法はありません。
そんなわけで、限りなくぶっつけに近い状態でライブに向かうオレのパーカッションは、殆んどインチキであります。
でもまあしかし、昨夜のPPFのライブは楽しかった。
終わりよければ全てよしともいいますが、結果楽しめたのでオーライなのであります。

ということで、今回写真を撮ってくれたケンケン君に感謝しつつ、PPFのライブ風景をアップしますよ。

ライブはこの日5バンド中のトリでした。
オレのパーカッションは機材が多くて、他のバンドの演奏中には中に運び入れることが不可能なため、アーケードにあるお店の前の路上に置いて出番を待ったのですが、時間的に1時間半ほど冷たい外気にさらされつつ待機していました。
メチャクチャ寒くって手はかじかむし、機材は完璧に冷え切って、出番が来てお店に運んだ途端、楽器が汗をかいてびっしょりになりました。
コンガのヘッドは一気に緩んでチューニングが変ってしまい、ボヨンボヨンと鳴っていました。

右手にあるのはティンバレス。
今回のライブに向けてご購入しましたが、本人がまともに叩いたのは随分以前の話で、ほぼぶっつけのようなもんでした。
ちょっと恥ずかしいプレイをしてしまったなあと反省しきりであります。

赤いほうがボーカリストの細野さんに呼ばれて登場した「タクロー」君。
オープンマイクなどでちょくちょくご一緒させてもらう、シンガーソングライターであります。
ちょっと恥ずかしそうにステージにあがり、しかし堂々と細野さんと渡り合った。
この、12月27日はPPFの看板であった亡き小林さんの誕生日ということで、我々メンバーも気合が入っていました。
タクロー君は、そんな小林さんがお気に入りのシンガーであったので、追悼ライブにも勿論出演していただいたのであります。
そして今夜は、オリジナルソングを歌ってもらったわけでもなく、メンバーに混じってのステージということで、ご本人も何していいやらという感じだったのでしょう。でもさすがですね、見事に盛り上げてくださいました。

大御所のお二人。
キーボードの吉田氏と、ご存知ベースの山ちゃん。
山ちゃんの演奏スタイルは大好きです。
「ベースは腹で弾け!」と言っているようなこのスタイル。うん、好きです。
吉田氏は、歌も取りますよ。今後の活動に要チェックです。
そして、リズム隊の要。

ドラムの鈴木氏です。
若かったオレがPPFを飛び出した後、ドラムを守っておられたのが鈴木氏です。
そして、この年になってオレがまた再びパーカッションとして参加させていただいたのは、鈴木氏が地道にボトムに徹してくださったおかげなんですね。
ありがたいことです。
そして最後の1枚。

言うまでもないタカヒロ氏。
今では実質のバンマスであります。
いつもメンドウな作業を引き受けていただき、遠征ではいつも車を出してくれる。
ありがたいことです。
この日、小林さんのギブソン335を弾いていました。
本当に小林さんの弾くギターソロのような気がしてしまいました。
それくらいいい音でした。
そこには、やはり小林さんがいました。
すぐ傍にいる小林さんを感じつつ、オレはコンガ叩いていました。
PPFが存続する限り、ライブを続ける場には小林さんが降臨してくれるに違いないと感じました。
コメント (2)
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