駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

不思議な感覚

2008年12月16日 | 駄日記
12月16日(火)
つい先日、ジミーヘンドリックス・エクスペリエンスのドラマーであったミッチ・ミッシェルが亡くなられたという記事を新聞の訃報欄で読んで知った。
あの、素晴らしいスピードとパワーでジミヘンを支えた伝説のいくつものライブ。
ビデオ映像を何度も見て、なんとも言えない圧倒的な存在感だけ思い知らされた。
ジャージーでもありロックンロールでもある唯一無比のドラムスタイルは、人物そのものが伝説化していたような気がする。
ジミヘンが死亡してもう何十年も経っていて、彼は今までどんなドラム人生を送っていたのだろうという、単純な疑問が湧いた。
彼が実際に亡くなられた日付というのは11月13日だそうで、1ヶ月以上も前の記事だと思うのだけど、自分はほんの2~3日前のような気がしてならない。
いつの新聞で読んだのか確認しようと思い、積み上げている新聞をひっくり返して確認したんだけれども全然見当たらない。
不思議な感覚。
11月30日に亡くなった樋口宗孝氏の報道に激しいショックを覚え、無念と無情を日記にも書いたのだが、それ以前にミッチ・ミッチェルが亡くなっていたのだ。
でも、どう考えてもその記事を読んだのはつい最近のような気がしてならない。
なんだか夢のような信じられないような感覚なのだ。

この数年、自分の周辺には「死」という出来事がたくさんあり、また年老いた母親も自分自身も、確実にそれに向かって日々一歩一歩近づいている。
若い頃は、死という概念が受け入れられる隙間がないのだけれど、このぐらいのオッサンになると自然とその隙間ができてくるもので、近い将来必ずやって来るその“ならず者”に対して、少しずつ受け入れる体制を作ってくるのである。
これを「諦め」と取るか「準備」と受け取るかは全くの自由だ~!「DIEイズフリ~ダム♪」
すいません。ふざけちゃって。。。
これからも、昔、自分のアイドルであったドラマーやミュージシャンが次々と亡くなっていくのは仕方のないこと。
そして、自分もそれに続いていくのだ。
コメント (2)
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