駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

チューニングのおもひで

2006年11月20日 | ドラム&パーカッション
土曜日のドラム教室の空き時間に、ライブ音源MDを聞いたりそれにインデックスを付けたりすることがよくあるが、それは金曜日に定期ライブがあって翌日がドラム教室だという単純な理由からなんだけれど、最近はありがたいことにドラム教室に空き時間がなくなってきていて、そういう内職的作業をすることがなくなりつつあり、あっちゅう間に録音済みのMDがMDケースというかMDカバンの中に一杯になってしまって、それがいつどこで録音されたものなのか皆目見当がつかなくなってきてしまって困ったものであるけれども、だからと言ってそうも言っておれないので、いつでもヒマさえあれば内職的作業ができるようにと、ドラム教室にはMDケースというかMDカバンをいつも持って行っているのだけれど、久し振りに先週の教室の際に最初の生徒君がお休みだったので、沢山あるMDの中からその1枚を聞きながらMCの内容からライブの場所と日付けを読み取り、シールに書き込んだり曲順ごとにインデックスを付けたりしていたら、次の生徒君の時間になり、途中で止めたのだが、銀座ライオンでのライブ音源はドラムが近いので非常にクリアに録れており、オレのスネアのチューニングや、YAMAHA9000R-Dのドラムチューニングは非常にヌケの良いサウンドとなって、自画自賛ではあるがオレのロッキンロール魂を喜ばせてくれ、気分も高揚してきていて、なおかつ次の生徒君は高校生の元気いっぱい夢いっぱいという感じの生徒君なので、彼が来るとオレもその明るさに影響されて嬉しくなってくるんだけど、彼は彼なりに悩みがあったりして、それは、彼は自宅でドラムセットを置いて練習しており、それは非常に恵まれた環境で、しかも最近新しいドラムセットを購入したばかりで、シンバルのセッティングとかチューニングの仕方とかに悩んでいるという、とても羨ましい悩みなのであったりするわけであり、オレはそんな悩みについて、「とにかくあーでもない、こうでもないと口で言うより楽器をいじくってみなよ、たとえいじくり過ぎてぶっ壊れても、一つ何かが見つかったら大もうけ」みたいなことを言っているし、自分でもそれをやってきて、ある程度自信がついているのだけれど、その成長途中というか発展途上時期には周りのドラマーやバンド仲間からは「チューニングが下手クソ」だとか「すげー変な音のドラム」だとか「あいつのペダル、バネがガチガチで借りれたものじゃない」みたいにボロクソに言われたことがあったりして、「いらんことだバカヤロー」とも思ったことがあるけど、チューニングの悩みのドツボにはまるとなかなか抜け出せなくって、結構時間がかかったし、スネアやタムはいじくりまわし過ぎて穴を開けちゃったりして再起不能になったドラムも沢山あり、自分としてはあの今は亡きドラムたちのドラム生命と引き換えに教えていただいたチューニングの秘訣というものを、今後いかに継承していくかというのは大切だとは思うが、「自分で見つけろ」はないじゃーないですか?

。を付けないで書くと、書きにくく読みにくいということだけがはっきりした。

コメント
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