駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

スネアチューニング

2006年11月22日 | スネア
現在、オレのメインで使用しているスネアサウンドを紹介するかな。
今、もっとも使用しているのは、ラディックのLM400だ。
世界的スネアの定番モデルである。一家に1台このスネア、っていうぐらいどの家にも置いてありそうな普通のスネアだ。
スティール製でサイズは14×5インチだ。ヘッドにはレモのCSコーテッドを装着して、明るいアタック音を強調している。
ウチのバンドは、ジャンル的にオールドミュージックがメインで、ロッキンロールでバンド全体の音量が上がる場合には、やはりスネアのスコーンとヌケる音色と音量は絶対必要になってくる。
そんな必要をいとも簡単に満たしてくれるのが、このスネアである。
チューニングのコツは、ややキツめに張ること。特にスネアサイドをキツく張るのがポイントだ。
すると、リムショットの音が「ペタ」という音から厚みが加わり「スコン」という音になる。また、CSヘッドを打面に使う事により、明るい甘さ成分が加わるのである。
ライブ音源を聴くと、リムショットのヌケが抜群で我ながら気持ちいいサウンドだ。

もう1台、よく使うのがパールのチャドスミスモデル。
これもスティールの14×5インチで、ヘッドはレモのスエードエボニーを使用している。何故このヘッドをチョイスしたかといえば、単にスネアのシェルの色が黒いからヘッドも黒い色にしたということと、ヘッドの裏面にドットが張ってあり、CSのようにサウンドに明るさが加わる気がしたからだ。
このスネアもけっこう張り気味にチューニングしているが、スネアのシェルにもともと甘み成分があるようで、カンカンに張りすぎると「キンキン」という耳障りな倍音が気になるので、丁度いいところを探すのは楽しいのだけど、面倒というか、ちょっと暴れん坊なスネアという感じである。サウンド的にも音量にも問題なく、とてもいいスネアだ。
今のところ、この2台があればロッキンロールバンドには何も問題はない。
いずれも中古で購入したものだが、このスティール製の2台がメインになっていて、ウッドは最近ずっと使用していない。
だが人間、飽きが来るという困った性癖があり、オレは次のスネアが欲しくてたまらない。欲しい機種は3つほどある。でもお金がない。宝くじ当たらない。ひ~。
コメント
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