OZ.

Opened Zipper

ブロブ カラフルなきぼう

2009-08-06 00:00:01 | ゲーム
「隠れた名作」らしいソフトと聞いて気になっていた「ブロブ カラフルなきぼう」を購入しました。

定価6,090円ですが、新品を2,000円ちょいで叩き売りしているショップを見つけたので注文します。
丁度楽天ポイントが2000ちょっとあったし、有効期限がすぐ切れるポイントも含まれていたので、この機会に残りのポイントを全部使い、送料600円程度で入手できました。
定価の10%くらいだな。

すぐに届いたのでまずマニュアルを読んでみますが…何だこのテキトーなマニュアルは。
モノクロだし文字での説明だけなので、何のことやら分かりにくいこと分かりにくいこと。
もうちょっとちゃんとしたマニュアル作ってくれよーと思いながらプレイを開始しましたが、プレイ中何度も操作方法の説明が表示されるので全然問題無かったです。
マニュアルがテキトーなのはゲーム内のチュートリアルが充実しているからってことね。(と解釈して納得した)

事前情報からインベーダーと思い込んでた敵は、実際にはインクコーポレーションという企業でした。
でもやってることは明らかに侵略行為…企業活動じゃないぞコレ。

主人公キャラのブロブを操作して、インクコーポレーションによってモノクロにされ音楽を奪われ寂しくなった街を、カラフルにペイントしていくゲームです。
色をどんどん塗っていくと音楽も徐々に戻ってきて、街が賑やかになっていきます。
最初は操作方法に戸惑ってましたが、徐々に慣れてきてどんどん楽しくなってきてハマってます。

一定時間経過するとブロブはインキーに捕まってしまう(という設定な)ので、時間内にそのステージのゴール(出口)を目指します。
ある程度、街をカラフルにペイントしていないと、途中のゲートが開かないのでゴールできません。
ステージ内にはチャレンジというミニゲーム(指令)があり、チャレンジの制限時間(30秒とか120秒とか)以内に指示通りに行うとクリアになって、ステージの残り時間を増やすアイテムなどをもらえます。
1ブロックを全部塗ってしまうと、捕まっていたグレイディアン達が解放されます。
グレイディアンというのは、元々はレイディアン=レインボーシティの住民ですが、色を奪われてグレイディアンにされていた状態。
グレイディアンにもペイントすることができて、ペイントするとレイディアンに戻ります。(これで本当の解放)
ステージ(街)中のレイディアン達を解放することもゲームの目的です。

ブロブはヌンチャクのスティックで操作して移動させます。
移動速度はゆっくり目で、Wiiリモコンを振るとジャンプします。
ジャンプして建物の上に登り、屋根の上を移動してペイントしたり、ジャンプして建物の壁に張り付いたまま横に移動してペイントしたりできます。
横移動の場合は重力で徐々に下がっていき、上がることはできません。
壁に張り付いた状態から、向かいの壁へジャンプすることは可能です。

ブロブ自体は元々無色で、街中をウロウロしているインクタンク(インクを集めて回っている敵方の機械)を踏みつぶすことでカラーインクをゲットできます(ブロブの退色が染まる)。
インクタンクは赤・青・黄の3色で、組み合わせにより「赤+青=紫」「赤+黄=橙」「青+黄=緑」「赤+青+黄=茶」となって7色でペイント可能です。
ブロブが青の状態で、赤のインクタンクを踏み潰すと紫になる、という具合。
踏み潰す操作は、ヌンチャクのZボタンでインクタンクをロックオンしてWiiリモコンを少し大きめに振ればOK。
ブロブがジャンプして、ロックオンしていたインクタンクを踏み潰します。
ブロブがカラーインクを貯めた状態で建物などオブジェクトに触れると、オブジェクトにその色が塗られます。

ブロブは黒インク(汚水?)に触れると黒く染まってしまい、徐々に小さくなるので、すぐ水を探して洗い流さなければいけません。
洗い流すとカラーインクが空になるので、またインクタンクを探して貯め直すことになります。
インクタンクや水、チャレンジの場所などはAボタンを押せば「コンパス」上に表示されます。
チャレンジの課題で「紫に塗る」と指示が出たとき、自分が赤なら青のインクタンクがどこにあるかコンパスで探して踏みに行く、といった使い方をします。

ストーリーも魅力がありますが、このゲームは「街中を塗りたくる」こと自体が楽しいです。
ペイントは単色ではなく、途中でゲットしたグラフィックのアイテムに応じて模様が描かれます。
塗っていくことで徐々に音楽も鳴り始めるご褒美があるため、モノクロ(グレー)にされてしまった世界をどんどん明るくしている=解放しているという達成感があって良いです。
塗ること自体も単純に楽しいので、塗り残し・塗っていない部分があると納得できず、何が何でも塗ってやろうとチャレンジしてしまいます。

ステージ(街)中にあるオブジェクトはほぼ全て塗ることが可能です。
誰かが「塊魂」っぽいって書いてたけど、確かに納得です、ステージ内の全てオブジェクトが巻き込めるし、巻き込めること自体が楽しかった。
「塊魂」にもハマったっけなぁ、今でもソフトはキープしてます。

難点は1ステージにかかる時間が長いことでしょうか。
本来は10分でタイムアップなんですが、途中のチャレンジやレイディアン解放をクリアする度に残り時間追加のアイテムをもらえるので、真面目に街中を塗りながらプレイしていると1時間以上かかったりします。
1ステージ内でいくつかゲートがあって、ある程度街をペイントするとオープンできるようになるんですが、ゲート通過毎にセーブできれば良かったかな。
途中セーブができないのがツラいところ…プレイ時間も「塊魂」並みに短時間に抑えてもらえると良かったなぁ。

そういや「塊魂」のエターナルモードでプレイしてて、惑星中の全オブジェクトを巻き込むまでやってたら長時間プレイしてたせいか酔いました。
ブロブもプレイが長時間になってしまうせいか、ちょっと酔いそうになることがあるので要注意。

といった不満はあるものの、カラフルぬりえアクションゲームにどっぷりハマって楽しんでます。
600円で入手した割には、まだまだ存分に遊べそうです。


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