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Opened Zipper

SPDシューズ試着の旅(後編) 見知らぬ土地で迷子

2010-12-07 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年11月中旬)
SPORTS DEPOでSPDシューズSH-M086Lを購入後、箱は捨ててもらい、SPDシューズと金具・取扱説明書のみをバッグに入れて帰ろうとしますが、そーだった帰り道が分からないんだった。
SPORTS DEPOの前の道を挟んだ向かいにあるコンビニに入ってケータイの充電器を買おうとしますが、使い捨てタイプで780円、再利用可能なタイプで980円という値段を見て気が遠くなります。
再利用可能なタイプを買っても、補助充電アダプタは家にあるので使い捨てと変わらないです。
使い捨てタイプで780円か…それは許せないな。
納得いかないので、ケータイの充電は諦めて、道路標識頼みで帰宅してみることにします。
この時点で17時頃で、自宅(転居先)までは8kmほどだったはず。
道が分かっていれば20分程度で着くはずですが、おおよその方向しか分からない状態。
でもまぁ道を教えてもらいながら彷徨えば、最悪でも今日中には帰りつけるだろう。
腹ごしらえのためのおでんとチョコパンを買ってコンビニを出ます。

スーパーの駐輪場の片隅に座っておでんとパンを食べてエネルギーを補給後、念のために持って来ていた上着を重ね着します。
既に薄暗くなってきていたので、フロントライトも装着して点滅点灯し、リアライトも点滅点灯、ヒップバッグに付けているセーフティライトも点滅点灯。
これで被視認性は大丈夫だろうと走りだします。

確かこっちの方から来たよな~という方向へ走りだします。
おおよそ北北西方向へ進めば良いはず。
来たときに通った橋を通れば、あとは何とかなるかなぁ?
しかし何度か右左折しつつ、しばらく走っているうちに方向が分からなくなります。
どっちだ?
道路案内を見ると駅が示されていますが、その駅の位置関係が分からない。
うーん…とりあえず大きそうな道の方へ行ってみるか。
大通りへ出て逆方向側の道路標識を見ると、やっと自宅方面の地名を発見。
よし、ここでUターンして直進すれば橋を渡れるんだな。

その辺りから自転車乗りが多数車道を走っているので、付いていきます。
この橋は自動車専用らしく、一旦脇道に逸れてから階段を上り、歩行者・自転車道に入ります。
良かった、最初の目標の橋は通過できたぞ。

その後も自転車乗りに追走していきますが、途中から自宅周りの地名が無くなり不安が増して来ます。
おかしいな、このまま走っていても帰れる気がしない。
道路標識によると途中で左に行けば駅があるとのこと。
その駅名は見覚えがあるものの、やはり自宅との位置関係が分からない。
困ったぞ。
しかしこの駅がJRと京急のどちらでも、左にあるってことは自宅には帰りつけるハズはない。
もっと左へ…西方向へ進路を変えねば。

もう少し走った後で左折し、踏切を通過するときに確認するとJRと書かれているので、この線路沿いを北上すれば自宅の最寄り駅に着くはずと予想します。
そのまま線路沿いに走っていると、期待した通り最寄駅の近くに到着。
良かった、これで帰り着けるぞ。

途中途中で迷って悩んでいたので、結局18時頃に帰りつきました。
無事に戻れて良かった。
次回からは自転車で走りに出るときは、ちゃんと補助充電アダプタを持って行こう。

その夜、購入したSPDシューズの裏を確認してクリートを装着しようとしますが…しまった、クリート買い忘れた。
しょうがないんでSH-MT90に付けていたクリートを外して、移し替えることにします。
SH-M086Lの裏からソールを見ると、ボルト穴が無い…?
そーか、金具が別になってたんだった。

インナーソールを外すと、金具の装着位置が少し凹んでいるので、ここに金具を置いてクリートのボルトを締めて固定。
クリート装着位置はSH-MT90と同様に、上下方向はセンターで、左右方向は最内側になるように設定。

初回はコレにしておいて、合わなかったら微調整しよう。
インナーソール下の金具の上にシールを貼って、金具の凹凸をカバーして最終固定するようですが、まだクリート位置は最終決定じゃないので、シールを貼るのは後日とします。

これでジャージで走るとき用のSPDシューズが入手できました。
後は朝トレ用に走るコースを見つけないとなぁ。