OZ.

Opened Zipper

フロントディレイラー装着完了

2007-06-09 23:59:59 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
折りたたみ自転車ハイユニ号のクランクをFC-M411に交換してフロントトリプルにした後、ダミーのフロントディレイラーとしてFD-M410を購入していました。
オブジェとして飾るには干渉して邪魔だったので一旦は排除しましたが、後付シフトアウター受けの代用品が入手できたので、ちょっとは機能させられないものかと調整してみます。

後付シフトアウター受けの代用品とはグリットロックというモノ。
リアディレイラー手前のアウター受け部分に取り付けて、泥がケーブル内に入るのを防ぐための部品です。
これをBB手前のシフトアウターガイドの所に取り付けて、アウター受け代わりに使うことに。

同時に購入していたケーブルガイドをBB裏に取り付けようとしますが、BBシェルの底から生えているガードバーが邪魔になって、本来の位置に装着できません。
タッピングネジで固定するつもりでしたが、BBシェル裏の穴の位置に着けられない…でもここで諦める訳にはいかないので、両面テープで無理矢理固定します。
テープじゃ駄目だろうって感じですが、少し厚みのある強力タイプなのと、どうせシフトワイヤーが上に引っ張ってBB側に押し付けられるんだから大丈夫だろうと予想。
シフトアウター受けもどき+ケーブルガイドもどきの組み合わせを使い、ようやくフロントディレイラーをマトモにシフターで引けるようになりました。

その後は試行錯誤しつつの微調整の連続。
そもそもフロントディレイラーの取り付け位置が出鱈目でギアから遠く離れてしまってます。
この状態で、シフターの1~3速を使ってミドルとアウターギアをシフトできるように調整チャレンジ。
インナーギアは使い道が無いので無視です。
ディレイラーがギアから離れている分、インデックスが全然合わないはずなので、3段使って2段分シフトできれば御の字だと。

ディレイラーの取り付け位置や可動範囲の調整を1時間くらい繰り返した結果、ようやく期待した通りの動きができるようになりました。
3速にシフトするとミドルギアからアウターにシフトします。
1速までシフトするとアウターギアからミドルにシフト。
しかしこのギアの組み合わせがなかなか難しい。

ミドル1速だとリア1速(ロー)~3速までがチェーンとディレイラーが干渉しません。
ミドル2速にするとリア3速~5速ならOK。
ここでリア6速以上にシフトするとディレイラーとチェーンが干渉するので、フロントは3速に入れてアウターにシフトする必要があります。
アウター3速だとリア4速~7速(トップ)までOK。
ここでリア3速まで落とすとディレイラーとチェーンが干渉し始めるので、ここでフロントは2速に。
アウター2速だとリア1速~3速がOK。

頭で考えてシフトしようとすると混乱しますが、リアをシフトして干渉したらフロントもシフトするという対応で行けそうです。
これでフロントディレイラーはダミーではなく、イレギュラーな使われ方ながらも機能するようになりました。
もう「俺の指ディレイラー」の出る幕はありません。

パーツ価格(税込)作業重量増
シマノフロントディレイラー
FD-M410
¥1,396
送料¥630
フロントディレイラー取付:+200g+216g
VIVOグリットロック¥1,249
¥175
送料¥314
アウター受け取付:+15g
シマノケーブルガイド
SM-SP17-M
ケーブルガイド取付:+1g

…しまった、装着前に重量計ってなかったな。(2009/11/16計測して追記)

MFWS-206Fにフロントディレイラーは「装着できないことはない」。
という結論でよろしいでしょうか?
こんなんじゃ「装着できた」って言えないかな?