それゆけ!ぶんぶん一家☆ミ

不器用な3人家族と、ゆかいな仲間たちのブログです。

西国三十三箇所第三十三番札所☆谷汲山(たにぐみさん)華厳寺♪

2013-11-18 20:52:48 | おでかけ

まだ真っ暗な時間に出発したの。

紅葉まつり、真っ盛りの西国三十三箇所霊場、結願の地。

約1kmの門前町には、色んなお店が犇めきあってる。

季節柄&ここらの名産、柿がデカくて安くて、なんでそんなに大量

柿だらけ。

紅葉が綺麗お花が綺麗って、携帯で写メまくったりして。

そんな風に遊んでる内に、いつの間にやら仁王門。

ここが三十三箇所目。結願(けちがん)、満願のお寺。

電車・バス・車・徒歩・・・・色んな交通手段できましたが、

本来、自分の脚で歩いて巡ったのでしょう。なので、Big草鞋があっちにもこっちにも。

さ。仁王門をくぐって、参道を。

今まで、あんなとここんな事、ちょっぴり思い出しながら、

満願のその時を迎えるのです。そう、そんな風に迎えなくっちゃならないのです。多分。

それにしても、

色んな人に聞かれました。

何で西国廻るん?

答えられないままに、満願のお寺。

お天気良すぎてちゃんと紅葉の赤が、お馬鹿デジカメじゃ写らない

ならばアップで。

真っ赤より、緑が入った紅葉の方が美しいと思う。

さ。石段。

今まで、色んな石段に出会ってきました。

数日、筋肉痛に悩まされたり、降りるときに膝がガクガクしたり・・・・・。

ここの石段は高さが揃ってるので、楽勝

石段を上がったところが、本堂になります。

最後なんだから、もっと大層に、勿体ぶってくれるよな感じでも良かったけどね。本堂。

こちらの開祖は、豊然上人、大口大領。とあります。ん?お二人かい?って。そう、お二人。

そもそも、大口大領が文殊菩薩さか授かった榎の霊木で京都の仏師に十一面観音像を彫らせた。

・・・・・・のが、始まり。なのかも。

大口大領は会津のお方、その十一面観音像を持って、会津に帰る途中、

この地で仏像が急に重くなって動けなくなった。大変なこった。

そして大領は、この地こそが『結縁の地』と、山中に庵を結び、その地に住んでいた

法然上人と力を合わせて山谷を建てて尊像を安置したそうな。

堂宇を建てる時、堂近くの岩穴から油が湧き、これを灯明に用いたという言い伝えもあり、

『谷汲』の地名は、これに由来しているとの事。

本堂前の石の灯籠。ハート型やん。

ふざけてるんでも、可愛ゆくしてるんでもなくって、

このハート形は、日本の伝統的な文様、『猪目(いのめ)』というらしい。

歴史の中でも最も古い文様が、ハート型って、素敵やわ

そして皆さん触っていかれるのが、左右の柱の『精進落としの鯉』。

巡礼してきた方々が、この結願の寺、華厳寺で、満願の参拝を済ませ、

この鯛に触れて、精進生活から解放される。っていう、西国達成者だけに与えられる特権。

本堂からみた景色。

・・・・なんてのを眺めながら、ふと思う。

ここのご朱印でご朱印帳、埋まるんですよね。

何か、自分なりの結論みたいなものが要るのかどうなのか、

分からないままに来てしまったの。

ご朱印は3つ。御詠歌も3首。 現在・過去・未来。

現在は本堂、大悲殿。

過去は満願堂。

未来は笈摺(おいずる)堂。

これにて満願。

ご朱印帳の紐を初めてきゅきゅっと結んで、華厳寺。

もうちょっと奥へ。

谷汲山 華厳寺 

http://kegonji.or.jp/

岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲穂積23

TEL  0585-55-2033

拝観時間 8:00~17:00

ここもね 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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