鶴橋でぷらっと呑んでましたって話です。第4話は完結編。
だって、普通の庶民的な韓国料理で締めたいと、友からの願い。なので、商店街をウロウロ。
ここぞと思う処に入るが良い。そう言い残し、友の背後を歩いておりましたら、あら、立ち止まったわ。
後で聞くと、お店のお姉さんと目が合って離せなくなった。及び、強く寄っていけと眼力が強烈だったと。
この後大変だ。韓国と言ったらマッコリやろ~って、マッコリをボトルでいったは良いけど、
この、やらせ乾杯後は、そいつは任せたってお茶を貰って、がっつり喰いに移行の友。おい。
一人で呑むのか?ならば、透明のやつの方が良かったんだけど・・・。友、聞く耳持たない。
本場韓国の鶴橋キムチ。これはサービスらしい。
レシート無いから、これが無償の施しなのか、はたまたお通しって名のチャージのお礼なのか
良く分からないけど。だけど、美味しい!本場韓国の味だわ。旨みがあって美味しいの。
しかし、キムチとマッコリ、合うわ。ただ、自信ないな~。これ1本。
ハチノスが食べたいって、そう所望してみたさ。
中央に確かに。そして、韓国風どて焼きみたいなもんか?もつ煮かな。
お肉はと~っても柔らかで美味しいの。赤くっても日本人の口に合わせてる?
そんな感じで辛くなくって美味しい煮汁。
ただ、ハチノスが堅かった。また顎かよ、咀嚼かよ・・・。
いえいえ、この日、4軒目なのだけど、顎を酷使する”噛む”ってメニューが多くって。
何か、野菜のサラダみたいなの頂戴って友の注文に、出てきたのはナムル盛り。
くっちゃくっちゃ、無言で咀嚼してる私のご機嫌を取ろうと?
野菜、好きやんな~って、満面の笑顔。その、ナムルもやしでさえ、もうちょっと湯掻いてほしかった。
美味しいのだけどね。美味しいのだけど、もやしは新鮮過ぎてね、もう顎が悲鳴を・・・。
気にせず、食べる方に回った友は、好き勝手注文するんだよ。わたしゃ、ハチノス担当。
キンパ。もうご飯?って思いながらも、まぁいいや。マッコリ1本ノルマの前に、
ご飯などと・・・う。食べたいけどね。端っこの具材がにょきにょき飛び出してるとこ。
そう、ちびっこの頃。土曜日のお昼ご飯とか、母がよく巻いてくれた。
その簡単で庶民的な巻き寿司は、胡瓜・玉子・ポールウインナー。
その端っこを姉と奪い合ったものだけど。今、同じことしてみて。海苔の幅に足りないピンク。
あいつ、どんどん短くなっていってないか?
『もう、お腹よ~なってきたから、締めに』って。は?ご飯(キンパ)締めでは無いのね。
イカのチヂミ。美味しそうね。ふっわふわやわ、美味しいよ。食べてみてみ~って。
もう、涙目になりながら、もはやアルコールでも何でもない『ノルマ』と言う名の液体流す。
だってね、残すの嫌いなの。貧乏を経験してるから、残すっていうの許せないもん。
ハチノス完食、マッコリ完飲!おお!おおおお!!この達成感の満ち溢れる感動ってばどうよ!
ただ、Myノルマ以外、それぞれ残ってる上に、もうお腹いっぱいや~って友。は?はっぁああ??
頭の中、真っ白になって瞬き忘れてたら、『大丈夫~ぅ。包んで持って帰れるから~』・・・・。
あ。そうなの?マジ?私の、頭の中でロッキーのテーマを流しながら挑んだ、あのチャレンジは何!?
丁寧に包んで下さったわ。『持って行き。娘っこにお土産や』って、満面の笑み。お土産ね。
マッコリも蓋が有ったやん。早々に締めて・・・ま、考えるのは止めよう。
胃もたれ激しいが、楽しく呑めた(?)のだし。ご馳走様でした。
韓国料理 太陽(テ ヤン)
大阪市東成区東小橋3-15-1
TEL 06-6981-7879
営業時間 9:00~20:00頃 水曜休み