もうこのまま帰って自宅のお風呂に漬かりなら、日本酒を飲んでみて、
んで、私の匂いとDNAが沁みついた自分のお布団に包まっても良いのでは・・・・なんて妄想も束の間、
6軒目では、お友がさ・・・っと目の前に日本酒リストを出してきたものだから。
間髪入れずに即答。ぱっと目に付いたの『竹生嶋(ちくぶしま)』。
『え?なに?知ってるお酒なん?』って、あまりの即答にビックリされたのだけど。
ちゃうちゃう。お酒は初めてなのだけど、この名前が好きだ。
滋賀県の琵琶湖に浮かぶ竹生島は、とっても素敵な思い出になってるし、
最近、私は”お灸女子”なのだが、愛する”せんねん灸”は滋賀県の会社、
お灸にも、なかなか素敵な竹生島って名の付いた商品があるのだ。
って、お酒のお話。やっぱり竹生嶋は、滋賀県のお酒。
滋賀県高島市、湖畔の酒造。吉田酒造さんのお酒だよ。
そして、むっちゃ悩み抜いた揚句、お友が所望したのは京都のお酒。
京都の伏見の齋藤酒造さんの特別純米原酒、無圧しぼり。
どっちもね、美味しかった。呑み比べて・・・2人とも、自分が選んだ方が美味しいって言い張る。
けどね、6軒目でしょ。どんな味で、どうだこうだ・・・なんて、全く分かってない。
ただ、6軒目で、冴えわたるような日本酒を頂いて、ああ、日本に生まれて良かった・・・って思うのだった。
これは・・・・・・。
はい、私の苦手としてるやつ。しょっぱいやつ。
塩辛とか酒盗とか、そんな感じのしょっぱいやつ。
ジャガイモの上にのってた模様。お芋と一緒に食べたら、いけるんちゃうん?って差し出されたけど、
はい、お気持ちだけ頂いて、やんわり辞退・あかんねん・・・・。
塩辛ってやつは、剣菱好きの父が食べてたわ。桃屋の塩辛の瓶・・・・・・・。
子供が食べたら死んでしまうから、摘まんではいけないって、掟があった。そ
そして、それは、本能的に自然と体が舌が、拒絶してしまうものになった。しょっぱいの、あかんねん。
塩辛っこの大好物、平目~~~ぇ。
なんじゃかんじゃ言いながら、しれっとエンガワを独占してやったにも関わらず、
むっちゃええ店やな~ってかなり上機嫌な友。では、ご馳走様でした
酒場 おいない屋
大阪市北区菅栄町13-8
TEL 06-6314-6232
営業時間 17:00~24:00