ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

利根川で国の水防演習

2010-05-18 09:08:01 | 地域活動・つながり
先週土曜日の15日、晴天のもとで利根川水系連合水防演習が行われた。
演習会場は、我が家にほど近い利根川の河川敷と堤防で県境の群馬寄り。
昨年春、防災ステーションが完成し、冬からの会場づくりも直前に完了した。
国交省と関東の1都6県が主催する演習で、国交相や知事なども出席した。
さらには、水防関係諸団体、地域の水防団、自主防災組織などが参加した。
受入側は群馬県で、館林市と地元板倉町に地域の消防団が協力していた。
私は双眼鏡とカメラを手に、日頃の散歩ルートになる堤防の上から見学した。

オープニングに八木節の歌に踊りが披露され、9時半から開会式になった。
群馬県警の演奏披露と国歌吹奏、国交大臣や知事などの挨拶がつづいた。
実際の水防訓練は、杭ごしらえ、土のうづくり、漏水防止工法にはじまって、
洗掘防止・亀裂防止・越水防止のためのいろいろな工法の実習・訓練など。
それから、周辺住民が参加しての避難 待機、自衛隊第12施設中隊による
災害派遣の出動、さらには避難時の炊き出し訓練などが順次行われた。
昼食をはさんで、ヘリコプターによる救出・救護の演習と、重機や特殊車両
による応急的災害復旧訓練などを行い、午後2時にほとんどが終了した。

この地域は、利根川の洪水被害の歴史を持っているので住民の感心も高い。
近所や周辺の人も大勢見学していて、演習内容もちゃんと理解できている。
一般参加者の多くは、その車のナンバーで関東一円からの来場者だと判る。
堤防上には、体験コーナーや物産展が用意されていて家族でも楽しめた。
若い世代にも洪水の危険を知って貰い、備える気持ちを持って貰いたい。
「好天に恵まれて・・、実際の時と条件が違い過ぎるが」と、ひげ爺の独り言。
昨年の3月、このブログに記事投稿した「居安思危」の心構えが大切になる。
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