昨年8月の総選挙では、与党も野党も無党派層を最大のターゲットにした。
そこでは、不安や不信を前提にした選挙目当ての政策が数多く訴えられた。
その多くは、国民受けのする甘い政策で、人気取りのバラマキ政策だった。
国民は消費税などの負担議論を避け、救われ貰う弱者側になってしまった。
国家も社会も負担する側が多くないと、健全に発展してはいけないのだが。
与野党を比べれば、現状批判できる非政権側民主党の政策に魅力があった。
無党派層は、フレーズとマニフェストから民主党政権を選択し誕生させた。
それは、負担や責任を伴う支援ではなく、要望や期待が支えた支持だった。
政権交代での期待は、子供手当や高速道路料金などマニフェスト政策の実
現であり、政治手法の転換であり無駄な事業を削減による財源創出だった。
しかし時間の経過とともに、政治資金問題、閣僚の発言相違、内閣と党の違
和感、沖縄基地問題など、公約と現実との乖離から信頼感が薄らいでいる。
鳩山内閣は今、公約の実現や基地移転問題などで結果責任が問われている。
責任遂行に向けた判断や言動に整合性が乏しく、信頼回復は難しい状況だ。
さらに検察審議会は、小沢代表の政治資金疑惑を「起訴すべき」と議決した。
そんな状況からは、国の将来や政治との関わり方に不安を感じてしまう。
国家を預かる政党や内閣の責任、制度設計する政治家の責任、そして政権
選択する国民の責任、それぞれが己を厳しく見直すべき時にあるようだ。
そして、一時的「風」やプロパガンダに乗せられない政治や選挙が必要だ。
その意味では、報道・ジャーナリズムの責任にも重いものがあると言える。
「まだ政治の偏差値と民主主義の成熟度が低いようだ」と、ひげ爺の独り言。
老齢化の進む日本が、世界の中で老衰化した破綻国家にならないように・・。
そこでは、不安や不信を前提にした選挙目当ての政策が数多く訴えられた。
その多くは、国民受けのする甘い政策で、人気取りのバラマキ政策だった。
国民は消費税などの負担議論を避け、救われ貰う弱者側になってしまった。
国家も社会も負担する側が多くないと、健全に発展してはいけないのだが。
与野党を比べれば、現状批判できる非政権側民主党の政策に魅力があった。
無党派層は、フレーズとマニフェストから民主党政権を選択し誕生させた。
それは、負担や責任を伴う支援ではなく、要望や期待が支えた支持だった。
政権交代での期待は、子供手当や高速道路料金などマニフェスト政策の実
現であり、政治手法の転換であり無駄な事業を削減による財源創出だった。
しかし時間の経過とともに、政治資金問題、閣僚の発言相違、内閣と党の違
和感、沖縄基地問題など、公約と現実との乖離から信頼感が薄らいでいる。
鳩山内閣は今、公約の実現や基地移転問題などで結果責任が問われている。
責任遂行に向けた判断や言動に整合性が乏しく、信頼回復は難しい状況だ。
さらに検察審議会は、小沢代表の政治資金疑惑を「起訴すべき」と議決した。
そんな状況からは、国の将来や政治との関わり方に不安を感じてしまう。
国家を預かる政党や内閣の責任、制度設計する政治家の責任、そして政権
選択する国民の責任、それぞれが己を厳しく見直すべき時にあるようだ。
そして、一時的「風」やプロパガンダに乗せられない政治や選挙が必要だ。
その意味では、報道・ジャーナリズムの責任にも重いものがあると言える。
「まだ政治の偏差値と民主主義の成熟度が低いようだ」と、ひげ爺の独り言。
老齢化の進む日本が、世界の中で老衰化した破綻国家にならないように・・。