はたやすのお米日記

お米のことや食育のことなど、体験したことや情報をお届けしたいとおもいます!

新米の状況を高知へ見に行ってきました!その3

2011-07-30 07:48:53 | 生産者情報

さて高知新米視察ツアー、最後に訪れたのが土佐町です。

ここは四国三郎と呼ばれる吉野川の源流がある町です。すごくきれいな棚田でお米つくりをしています。

その吉野川の源流を田んぼに引いて米つくりをしているんです!

棚田がある場所も標高300mから650mもあり、雲が出ているときなどは雲の上にある、そんな棚田です!

ちなみにこの写真は以前、地元の人に源流付近まで連れて行ってもらって撮った写真です。たぶん源流付近は標高1000m近く

あるんじゃないかと思います。とてもきれいな水でした。

水の話でもう一つ言うと、この吉野川は徳島まで流れていて徳島の水道水になっています。その徳島の水道水と土佐町の源流米の田んぼの

水の水質調査をするとなんと、土佐町の田んぼの水のほうがきれいだったらしいです。これは本当のことで何度やってもその結果だったそうです。

さて田んぼを見に行きましたが、田植えが6月半ばということもありまだまだこれからという感じです。

新米は10月の半ばから末です。

http://www.works128.jp/tosacoya/shio10.htm   ←美味海ホームページ

今年は黒潮町の海水の自然塩、美味海(うまみ)のにがりを田植え前に田んぼにすきこんで、さらに稲作中に2回にがりを散布した

「雲海の光」という米もデビューします。にがりはマグネシウムが豊富なので稲の活着がよくなり、味もとてもよくなるそうです!

秋がたのしみです!

  

土佐町は大きな堆肥プラントがあり、土佐町で出た家庭の生ごみ、畜産の牛馬のなどの糞、稲わらなどを堆肥センターに集めて

堆肥をつくります。100mの長いレーンで熟成させていきます。1日4m撹拌していき25日で堆肥の出来上がりです。

レーンの横を歩いていくと最初はくさいんですが途中からは発酵しているせいかものすごく熱くなっており、80度くらいまで温度が上がるそうです。
100m地点まで行くとまったく臭いもせず、サラサラの堆肥になっていました。

土佐町で出たゴミ等は堆肥にしてまた農業で使うというサイクル農業を町全体で実施している、かなり進んだ自治体です!

 

めちゃめちゃきれいな棚田です。ここで450mくらいでしょうか。

ここは昼は暑く、夜は寒い、米つくりにとっては最高の気候なんです。

さて最後に米粉の工場に行ってきました。ここの田んぼのお米を使って作っています!

8割減農薬のおこめです!源流米はまだまだ新米まで時間がかかりますが

おいしいお米を待ってます!!

 


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