畑こうじ情熱ブログ

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議員立法に全力

2014年03月21日 16時16分38秒 | Weblog
 昨日から久慈は大雪です。かなり積もりました。私が出る予定だった行事も中止となりました。まだ被害の全貌はわかりませんが、大きな被害のないことを切に祈ります。ちょうどこの関係の救いとなる法案を現在野党政策責任者会議の下にある防災関係の実務者会議で議論、準備中です。2月の山梨などの大雪をきっかけに議論を始めたものです。農業共済関係の負担金の軽減、細かい被害にも支出できる都道府県の基金に対する国の財政支援義務を課すこと、被害対策の措置を万全にとるべき旨の訓示規定等からなっいてます。まずは、来週中に法案の前提となる委員会決議を災害対策特別委員会で行う方向で話しています。法案及び決議の内容について野党間でほぼ合意ができつつあります。

 またねかねてからの懸案であった私の立案した被災地の用地取得の特例を設けるための東日本大震災復興特区法の一部改正案については、今週民主党の復興部会に説明して共同提案についての概ねの了解が得られました。維新、みんなは、少なくとも法案には賛成の上で、共同提案について前向きに検討してもらっています。結いの党は検討中です。社民は賛成に決まりました。もうすぐ国会に提出できそうです。と思っていたら、びっくりしたことに、本日の岩手日報に、自民も同様の法案を提出することに決定し、来週にも提出の予定と載っていました。内容を見ると、私の案をぱくり、それに階議員の案の一部を加えたという姑息なものです。これまで、用地問題については、法律改正の必要はない、運用の改善で十分だと言ってきた、自民党ですが、生活・民主の進展ぶりを見て、方針をころっと変えたのでしょう。今後は、自民・公明案と、生活・民主を中心とした野党案が、それぞれ国会に提出され、すりあわされて、最終的に復興特別委員長提案という形で成立するのではないでしょうか。反対し合う内容ではないし、自民が私の案と同様の内容を立案してきたくらいですから。通れば、名にこだわらず実をとるということで、私としては構わないのですが、自民党のやり方には、何か釈然としない面白くないものを感じます。

 昨日は、民主党の原口議員、奥野議員、結いの党の柿沢未途議員と、共同で立案した「放送法改正案」を国会に提出しました。NHK会長や経営委員の言動が問題を呼んだのは記憶に新しいのですがこのような問題が起こらないように、NHKの会長の選定の透明性・客観性の確保、役員の不偏不党、公正中立を確保するための服務規定等に関する改正です。昨日、午後3時のNHKニュースに提案後の記者会見の様子が放送されていたと聞きました。

 最近、痛切に思うのは、野党や他の党との連携の必要性です。自分の党の論理だけを過度に出しても、まとめるのに生産的ではないからです。いわゆる武闘派的なやり方は、私は嫌いですし、かねて武闘派的な路線をとった人が我が党にいなくなった現在、私は、柔軟に交渉して調整する路線をとっています。久慈市長選挙でも、4年前と異なり、党の選挙と見られないように市民党的に、現市政ではだめだと思う様々な立場の人との連携を重視して、そのような形をつくるのに努力したことが功を奏したのだと思います。今後の選挙のやり方の大きなモデルとなると確信しています。

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