畑こうじ情熱ブログ

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復興が風化か。後ろ向きな政府与党

2013年12月04日 12時27分09秒 | Weblog
 昨日、東日本大震災復興特別委員会が今国会で初めて開かれました。秘密保全法には一生懸命でそればかりやって、今国会で何が何でも成立させようと必死です。この必死さを本当は、復興の加速化に当てるべきです。秘密保全法なみの一生懸命さで復興を進めるなら、はるかに復興が加速されるはずです。

 さて、私が質問に立ち、被災地の復興事業における用地取得について、土地収用法の特例として新規立法なり法律改正なりが必要ではないか、という立場で質問しました。結論的には、財産権の補償、適正な手続の観点から否定的な答えでした。しかし、全面的な新法ではなくても、復興事業において、土地収用法の運用上使いにくい規定があります。土地収用法第123条の緊急使用の規定(これを使えば、補償は後回しでも事業に着手できます)を、災害の防止だけでなく、明確に正面から、東日本大震災の復興事業ができるように規定を追加するとか、その際の使用期限が六ヶ月であり延長できないこととなっているのを、東日本大震災復興事業において、延長できることとするなど、マイナーチェンジの改正をするだけでも、かなり現場が助かるのです。私は、かつて、建設省で土地収用担当課に係長でいたことがあり、実際的な立場も交えて提言・議論しました。やや、専門的で難しい議論だったかもしれませんが、そのような提言に対しても、復興大臣、国交大臣に響いた感じはありませんでした(復興大臣はメモをとっていましたが。)。
 現実的な観点も踏まえて、今言ったようなことを議員立法として整理すべき時に来ているかもしれないと感じました。

 議員立法について言いますと、昨日、参議院の農水委員会に、農地中間管理機構法の修正案の提出責任者として、答弁側に大臣らとともに座りました。残念ながら、答弁は当たりませんでしたが。答弁側にいると、政府側の、どのように攻められのかなという不安な気持ちもわかるような気がしました。私は、揚げ足取りや奇策ではなく、中身で正々堂々と議論していますし、質問の時も、政府側から反論や反問があっても、それに答え対等に議論するつもりでやっていまので、答弁においても何ら困りませんけど。早く政府に入り、答弁をいつもできる立場になりたいです。

 最近、国会活動が活発で、このブログの更新頻度が多いため、プリントアウトして近所や知り合いに配ってくれている地元の人が大変だと言っていました。そこまでして配布してくれる方に感謝感激です。是非とも、このブログを知らない人には、知らせていただくなり、お配りいただくなり、広めていだたければ幸いです。

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