高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

グラッツェ逝く……

2021-03-24 15:35:02 | 日記
我が家の愛犬グラッチェが逝きました。 イタリア語のありがとうから付けた名前なので、カタカナ表記すれば正確にはグラッツェかな。 13歳8ヶ月でした・・。 大型犬なので、人間に換算すればもう80代にも相当するらしいです。

彼は昨夏から足腰が急に衰えてしまい、遂には立てなくなり、我が家の中で八ヶ月あまりもベット生活を送っていました。 その日は、私は近くの農場へちょっと外出していたのですが、とある人とちょうどペット話をメッセンジャーでやりとりをしていました。それもあって、なんだか急に帰ることにしました。 家の前に車をつけると同時にカミさんが、
「グラッチェが死んだ!!」と大きな声を上げました・・。
慌てて家に入り、横たわっている彼のカラダに顔と耳をつけると、まだわずかに動きを感じることができましたが、それもすぐに止みました・・・。
 
黒松内に移住した22,3年前。黒い犬がいれば引越ししてもいいという願いを聞いて、初代の黒ラブラドール犬を札幌で貰い受けました。彼の名前はバロン。 外飼い犬でしたが、ある日首輪を抜いて逃走をしてしまいました。散歩で放しても呼べばそばに戻ってくる賢い奴でしたが、探し呼べども戻らずに行方不明になりました。 冬の終わり頃だったのですが、しばらくしてして、我が家の前に車通りがある道路の反対側にあるゴミ集積小屋の後ろに雪に埋もれているをスタッフが発見をしました。 外傷はわかりませんでしたが、たぶん、トラックにはねられたのかもしれません。
 
しばらくは喪失感がありましたが、ある日、札幌のペットショップで黒ラブの子犬に出会ってしまい、衝動的に買い求めたのがグラッツェでした・・・。(ペットをお金を出して買ったのは人生で始めてでした・・・) 子どもの頃から犬は何度も飼っていますが、昔はフィラリア病で死んだりと病気で亡くなることばかりでしたが、最後まで看取ったのは人生で始めてでした。
 
喪失感は予想以上に大きくて、ペット霊園で焼いて壷に収めたお骨は初七日までは家のリビングに置いてお参りをしていました。 今(4月5日)は、奥の部屋に移していますが、玄関を入ると「グラッチェ、ただいまぁ!」と今だ声をかけずにはいられません・・・。
 
もう夫婦ともども六十代後半に入ったので・・、もう四足動物を飼うのはやめだなあ・・・。 札幌に行ってもペットショップにはもう行かないぞ・・・。
 
 
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