高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

コミュニティふぁーむをいかにカタチにするか・・・・。

2015-02-02 20:19:33 | 日記

いろいろな事業を展開した2014年のシーズンでした。特に「コミュニティふぁーむ」には力を入れたつもりですが・・・、「カタチ」を見せられていないので、正直言うと、なかなか満足いく活動にはなっていない。コミュニティふぁーむ活動は若者の人材育成の場づくり「そだちば」と重ね合わせて展開を図っていますが、土地にいる人とよそから移住した私たちと、さらに外からくる来訪者との思惑が一致していない・・・。

しかし、活動助成金を受けた報告書を書きつつ散在している写真を集めていると、それはそれでいろいろと試行錯誤しつつやっていたともわかるなあ。

第三農場のそば畑は大失敗でありました。

コミュニティふぁーむは、限られた一圃場ではなくて、自然学校が立地する全体をさしています。これが概念的にわかりにくい活動となっていますが、自然学校のキャンプ場の裏手の笹原になっていた耕作放棄地を切り開きました。ここは圃場とするよりも子どもたちが遊べる場所にしてゆきたい。

事業的には、地域支援事業という位置づけではあるが、毎月行っていた「作開元気いちば」活動では、地域でとれた野菜もゆくゆくはたくさん展示販売したいものです。地域のお年寄りとの交流が増え、定期開催はできるようになったことはまずは成果かな。

体験農場を自分たちで管理運営するのも目標ですが、自然学校の第二農場・やんちゃっこ農園はこれまでの面積での野菜づくりを維持するだけで今年も精一杯で、広げることはできなかった・・・・。体験教育農場は、やはり自由に使える自前型がいいとは思うのだが、野菜を作り続けるのはやはりたいへんです。

わかものにさまざまな体験をしてもらうのも、コミュニティふぁーむの特徴です。 廃材の確保や整理、薪づくりもコミュニティふぁーむのお仕事なり。

あちらこちらの整備もしました。

2015年も地道に続けよう。渡辺HARU農場でのビオトープ小道はどこまで作れるか・・・・。 自然学校の池も歩道拡張工事で壊されてしますので、作り直さなければならない・・・・。やることはたくさんある。

農村地域の風景、土地そのものに「価値」をうむ仕事です・・・・。 理想はあっても、見える化するのはたいへんなり。

 







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豆腐づくり

2015-02-02 14:46:11 | 日記

ここのところ、ちゃんとエコツアーを企画していないなあ・・・。 というわけで、今年始めてのエコツアーの週末。 冬のぶな林歩きと豆腐づくりのスローライフツアー。 東京からお二人、札幌からお一人参加。 60代の女性とその子どもたち年代の世代間交流ツアーでもあります。

イスラム国に人質にされた日本人の安否がニュースで話題になっている時ではありましたが、「平和」というのは平和の時はそれが何か認識しづらくなってしまうと思います。この週末の二日間は、まさしく「平和」であり、このような平和を味わった体験があるからこそ、紛争や戦争で起こる悲惨さへ思いをよせることができるのではないかな。人質事件や日本が徐々にきな臭い世界情勢に積極的外交によって加担する状況が作られつつある今の時代だからこそ、若い人たちや子どもたちにも、他者と寄り合う・寄り添うコミュニティ活動は普段の生活の中でたくさん体験してもらいたいものだと痛切に思うし、私ができる「平和貢献」がなんだとしたら、こんな足元の体験とコミュニティの場の創造しかない。

というわけで、一日目は雪の北限のブナの林へ、スノーシューハイキング。そして、二日目は、地域の農家のHTKさんを地元ゲスト講師に豆腐作りをしました。

①水に一昼夜浸した大豆をすりつぶし「ご」という水と合わせた液体を作ります。それを90度まで温度を上げて煮て、消化ができないサポニンという物質を分解させます。それを濾した液体が豆乳、出たかすが、おからです。 

その豆乳に、にがりを加えると大豆が固まり豆腐となります。

来月に行う味噌作りの米麹も仕込みました。 内容詳細は下記ブログ「自然学校発 黒松内だより」をご覧ください。

http://blog.goo.ne.jp/haruneos3/e/f5ea2cb57d343ad57bf5b8c877a5d0ff

日本全国、たくさんのコミュニティを創り出したいものです。その小さな平和の集合体が大きな平和を生むと信じています。

 





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いなカフェ

2015-02-02 14:44:21 | 日記

 最近、○○カフェという小さな集まりが各所で開かれている。カフェと言っても喫茶店ではない、ちょっと気軽に集まって御話をする会みたいなもので、それ自体が小さなコミュニティを形成している。ねおすでも毎月一回、札幌事務所で「ねおすふらっとカフェ」なるものを開催している。これは、ねおすの活動に登場してくださるボランティアさんが中心ではあるけれど、まだ参加をしたことがなくても、興味のある方も広く対象にしている。姉妹NPOのねおす共育ファンドが主催なので、しいて言えば若者の人材育成の場づくりであり、「自分で仕事と暮らしが作れる人」になることを応援するというざっくりなコンセプトで呼びかけている。

1月30日に札幌で開催された「いなカフェ」は、田舎へ行ってみたい人と田舎に来て欲しい人が集まるカフェ。主催者としては平取町に移住したNMAさんが呼びかけている。札幌の学生さん、道内各地の地域おこし協力隊で移住している人、地域行政職員など参加者は多彩だ。話題提供として、私も黒松内で実施模索している「コミュニティふぁーむ」を紹介しました。 都会に住んでいる人、就職は東京に行きたい学生と田舎に住んでいる人、田舎で仕事を模索している人・・・、田舎側からの一連の話題提供(3名)が終わり、感想を述べ合うようなフリートークがされるが・・・、どうも噛み合わないような居心地がある。田舎と都市の生活には、何かしら説明しがたいの溝がある・・・・。深くて暗い溝や川や海峡ほどではないが、何かしらの飛び越えなければいけないような溝がある・・・。

本質的には、今の自分を形成してきた過去の原体験に基づく価値観の違いが横たわっているように思える。「幸せって何だろう?」というような

素朴ではあるが、大切なことへの思いが異なるような気がした・・・・。 このいなカフェは徐々に、この「幸福度」についての意見交換位入っていきそうで、次回が楽しみだ。

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第3回ねおすふらっとカフェ

2015-02-02 14:42:41 | お知らせ

第3回ねおすふらっとカフェ

「ねおす・ふらっとカフェ③」 ~月に一度はねおす事務所に集合。ゆっくり、まったり。でもちょっと真面目なお話も~

 時:2月16日(月)18:30~2時間程度

 2月お題は、まちづくり事情について~ 札幌市内町内会のお話しから、自分の住んでいる地域を知る ~

 地域づくりのNPO法人てんびんばかり北海道理事長、札幌市北区篠路連合町内会総務部長の熊澤修さん

NPO法人てんびんばかり北海道http://www.tenbinbakari.com/index.html

をゲストに札幌市内町内会の活動のお話しをいただき、それをヒントに自分の住んでいる地域について知るきっかけになればと思っています。もちろん、高木晴光(ねおす理事長)とNPOねおすの若手スタッフを囲み、参加者の近況や仕事を紹介してもらいつつ、まちづくり事情について参加者とざっくばらんに意見交換・アドバイス、アイディアの重ね合わせなどをして、じっくりお話しする時間を過ごしています。

 ますます混迷を深めそうな今の社会、しかし、流されていてはなかなか人生も社会もBetterにはなりません。私たちねおすは、「自分の居場所(仕事と暮らし)を自分で創れる人になってほしい」と願い、Donika Suru  Ryoku/ DSR(どうにかする力)を育む場づくりを展開しています。→社会貢献したいと思っても、住んでいる地域で地域づくりに関われる人・機会が少ない。本気で新しい暮らし方、社会のしくみが作り直せるといいね。作り直したいね。

 

参加費:500円(学生)、1,000円(社会人) ※参加費は全額、NPO法人ねおす共育ファンドに寄付されます。

飲食:持ち寄り 定員:8名程度 ※ふらっと来て、ふらっと帰れる。

場 所:ねおす事務所 〒060-0063 札幌市中央区南3 条西17 丁目291-227 すずかけビル3F 主 催:NPO法人ねおす共育ファンド

申 込:chun*neos.gr.jp(富田)までメールをください。

 
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