高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

下流志向

2007-02-12 23:39:35 | 日記
昨夜から札幌は雪・・雪祭りの最期を飾るように雪は降りました。 子ども達は、
KGMさん、YCN、UCH、YCN達と見物。そして、KGMさん宅でお泊り会をして頂きました。ありがとうみなさん。 三人ををピックアップして黒松内へ。
札幌ー小樽間はこの冬初体験の猛吹雪の中の走行となり緊張しましたが、小樽を過ぎると雪は少なくなり、黒松内に着くと、出かけた時より少なくなった印象でした。

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MRKさんのお土産とお祝いを買ったのですが、サイズが合わんかった・・・。

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「下流志向 学ばない子どもたち、働かない若者たち」内田樹著、講談社を読み始めましたが、リスク社会の新たな弱者(弱者と今気づかない弱者・・つまり子どもや若者)について、ちょっと違った角度から、勉強しない子どもや学生、働かない、フリーターとなっている若者達を論じていて、なるほどと頷ける内容があって、一読の価値があります。

子ども達は幼い頃から消費者となっている、教育というサービスに対価を無意識のうちに求めてる・・・・、情報過多社会において、わからないことがあっても気にならなくなっている・・これは一種のストレス回避である・・・などなど

教育の手法そのものの変容が必要な時代になっているのに、現在の教育改革論議はむしろ逆行しているのかもしれません・・・。

いじめについての本も読みました。ネット社会のいじめの実態を私も含めて大人はわかってない・・・と気づかされました。
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頭石

2007-02-12 00:58:57 | 日記
水俣の頭石(かづくいし?)という山の中の小さな集落へ行って来ました。
ここは、これから注目されるなあ。きっと。 中頓別町のKさんもすでに来訪してました。北大のなんとか先生も・・・

水俣市街から車で20分ほどのところなのですが、40戸しかない、ほんと山の中なのですが、元気村と称して、地域住民が生活学芸員と称して、来訪者を案内しているんです。60代の人たちが中心なのですが、とても温かな雰囲気の身の丈のツーリズムを展開し始めています。 まだ5年目とか・・・。 

「私たちは貧しいけれど、この集落が好きです」という気持ちがとても伝わってきました。ガツガツした観光振興の波に流されないでいる田舎のツーリズムが現れてきているな。 「農山漁村の社会的価値を高めたい」なんて、私も最近公言していますが、そんなたいそうな意気込みでなくて、自分たちの生活の素敵さを「交流」によって、自分たちが見つけ出しているという感じでした。

だから・・・ちょっとの時間の滞在でしたが、とても気持ちよくすごせました。「生活を楽しむ・・」 私も そうなりたい・・・。とわが身を反省させられました。

水俣市役所のコーディネイト役を果たしてきた若手職員もなかなかできた人達でした。地元学発祥の地に、後継者がちゃんと育ってきている。熱弁を振るう彼らの目も輝いていました!!

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で・・・札幌に戻ってきました。
明日は、藻岩に行かねばならんシフトだったかな・・。
一応 朝事務所へ行こう。 いくら稼いだかしら・・。

あかんち&いづ&やまちゃんが 雪祭り見物に来ているので、明日はピックアップとなりました。 
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