◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

「ま侍もいると」って?

2024-09-01 09:52:13 | 言葉についてあれこれ
                                   まぁ、侍かな

 「軍勢の一部はですね、真田丸からの鉄砲で撃たれていて、もう倒れている ま侍もいると。真田丸側の城壁を上って、まさに こう塀に取り付くぞというですね、も激しい、その、ませめぎ合いですよね。当時の ま文字の記録で、まツツジが咲いたように も真っ赤だったというんですね」って・・・、つづく。
 「ま真田は赤備えですし、ま赤い旗を立ててということが伝えられていましたけども、ああ、これが真田丸だというですね、本当に感動しました」って、たったこれだけ話す間に余計な「ですね」「ま」「も」を連発する千田嘉博 ┐( ̄д ̄)г。学者だけどタレント並みにテレビに出ているのですから、もうちょっと何とかしないと( ̄" ̄)。
 「チョイス@病気になったとき」で「ま50歳という ま年齢がま関係している、ま、一般的に、ま加齢に伴って まいろんな機能が衰えてくるんですけれども、ま唾液腺も同じで、ま、ある程度の年齢になってくると ま唾液分泌が ま低くなってきます」と言った大学病院の先生、ずーっとこんな調子 Ψ( ̄д ̄)Ψ、なぜ?
 「籠城策って、一番ま消極的な作戦をとって結果負けたじゃないかというふうに まいわれてきたんですけれども、今回のシミュレーションを見ると実はですね、その ま堤防を切って ま水浸しに周りをするっていう作戦が ま実に効果的で、まですから ま秀頼っていう武将はですね、実は非常に優れた ま武将だったというですね、あの、これまでの秀頼像を ま一新する ま成果でもあった、というふうに思いました」
 「歴史探偵」(2021/11/17)にて、相変わらずの千田氏でした <( ̄д ̄)>。「ウェークアップ!ぷらす」の野村修也も「しっかりとですね…一般企業でもですね…これもですね…今回もですね…運営されているんであればですね…あたかもですね…理事会がむしろですね…評議会がむしろですね…ですね…ですね…ですね」です ┐( ̄д ̄)г。
 「日曜美術館」(2022/4/17)にて。「え繊細な細工で えデザインも大胆であり え物語性もあって、え現代から見ても大変魅力的であると思います。また、えスキタイは20世紀初頭、え都市に住んでいた知識人にも大きな影響を与えました。え第1次世界大戦のさなかに え自分たちのグループを えスキタイ人と名付けて活動した、え文学者たちもいました」
 まだ続きますよ、「え当時、え彼らにとってスキタイは こ衰退しつつあるヨーロッパとは違う、こ独自の文化 こ荒々しさであったり こ自然との結び付きを表していたのだと思います。また、あの、スキタイが、え こ主要なモチーフとして描いていた鹿は え現代のウクライナ美術にも受け継がれています」って、大学教授ですが・・・。
 人前で専門分野の話をする機会があるのならもう少し何とかしないと( ̄_ ̄)。「漫画家イエナガのCBDC超定義」(2023/2/24)に登場した専門家、「貿易決済とかが非常にこう 困ってしまうと まゆうことが起こりますね…ロシア以上にですね、こ制裁が効いてしまうと、ゆうことに…制裁逃れをすることができると、まここら辺がですね」
 文字起こしをやっていたとき、企業の重役の会議や自治体の会議などいろいろ作業したのですが、こういう話し方をする人は多いのです。余計な「ま」は実に邪魔で、意味不明になることさえありますし、「…と、ま、ゆうことで」とか、いつも「…と」までしか言わないとか、どう処理するか困るのですよ <(`^´)>。
 「超定義」の話の続き、「自分の国の通貨の信頼性が低い国ではですね…自分の国の通貨のですね…銀行の経営が成り立たなくなってですね…さらにですね…環境が変化するとですね…そうしますとですね」と「ですね」連発、「ですね」だけが耳に残る・・・、テロップにまで「ですね」を書くなぁぁぁ Ψ( ̄д ̄)Ψ。
 そうそう、文字起こしといえば・・・、「そこまで言って委員会NP」に豊田真由子がちょいちょい出演するのですが、文字起こしをやっている人にとっては難敵です。話したい気持ちが高まると早口になり、倍速、いや、それ以上! “言葉”というより、キュルキュルという“音”に近い感じになります。そんなの、何も伝わりませんよ。
 2023年5月、テレビから“駄々っ子がわがまま言ってぎゃんぎゃん叫んでいるような声”がちょいちょい聞こえ、何だろうと思ったらキ○タクでした( ̄_ ̄)。何度も流れるのでセリフは複数のパターンがあるようだと気づきましたが、どれも同じに聞こえるわけで、やっぱり∴×*Д◇ <( ̄д ̄)>。そんなの、意味ある?
 「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」(2022/5/7)で芦田愛菜の昔の映像が出て「…でですね」と言ったのにはびっくり。当時6歳ですよ、どれだけ周りの大人が「ですね」を連発しているか分かるというものです。今、テレビの“中継”に出てくる若い人たちも、またですね、さらにですね、こちらはですね、家にですね・・・。
 「歴史探偵」(2023/12/15)で「対応策を守って」と言った千田嘉博( ̄" ̄)、完全にそう聞こえたのですが「対応策を、ま、持って」でした。なのに「守って」としか聞こえないのは不快です。余計な「ま」や「ですね」を入れる癖、それで聞き手がどれだけ戸惑うか、どれほど不快に感じるか、よくない癖だと気づいてほしいと思うわけです。
 「報道特集」(2024/1/6)、能登の被災地でリポートする村瀬健介キャスター。親類や友人がどうしているか、見るのもつらい画面でしたが、それ以上に、聞いているのがつらくなるほど「ですね」を連発、とても不快です。…でですね、それで…がですね、…はですね・・・、本当にやめてほしい。
 「チョイス@病気になったとき」(2024/1/26)で「できるだけ早くま気がついて」「ま理由が」と、ちょいちょい「ま」を挟む深川仁志アナ、「ただですね」と無意味な「ですね」も。それって、時間稼ぎ? アナウンサーでも「ま」や「ですね」を言わないと次の言葉が出てこないのですか?
 「大下容子ワイド!スクランブル」(2024/8/12)で、佐々木亮太アナが「対応に間違いが出てきているようです」と言ったように聞こえ、「南海トラフ地震臨時情報『巨大地震注意』発表」(2024/8/8)、その後、ということなので一瞬ぎょっとしたのですが、どうやら「対応に、ま、違いが出てきているようです」と言ったようです <(`^´)>。
コメント
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