熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

鯛の塩焼きと餅つきの年末

2020年12月30日 | 生活随想・趣味
   大晦日は、何となく気ぜわしいので、今日30日に、孫息子を助手にして、鯛の塩焼きと餅つきを行った。

   まず、新鮮な鯛の調達だが、年末に、co-opに、大きな真鯛が毎日売られていることを知っているので、朝、売り切れないうちに出かけて買って来た。
   1.3キロほどの鯛で、我が家のガスオーブンに、丁度 ギリギリ収まる大きさであった。
   当然、鱗取りと内臓摘出はプロに任せて、家に帰れば、下ごしらえなしで作業に入れたので助かった。
   二年前に、同じように自分で大きな鯛を塩焼きにして新春を迎えたので、そのつもりで、インターネットを叩いて、レシぺを検索したのだが、忘れてしまっている。
   どのレシペもまちまちなので、結局、我流に、レシぺを組み合わせて適当にやれば良いのだろうと思ったのだが、魚食普及推進センターの”【お家で簡単】カッコいい鯛の塩焼きの作り方” が、YouTubeで流れているので、これに倣うことにして、塩の振り方やオーブンの時間を調整するなどして、やり終えた。
   微妙な味の出し方に腕前如何が掛かっているのであろうが、塩を振りかけてオーブンで180度くらいの温度で適当に熱を加えれば、鯛の塩焼きが出来るのであろうが、以前にやったときには、少し高温で長く、鯛の鰭が焦げるので、ホイールを巻いたような気がするが、やり過ぎるとパサついて良くないのではないかと思っている。
   まず、綺麗に焼けたと思うのだが、元旦に、雑煮と一緒に、家族が喜んで食べてくれるかどうかが問題である。

   さて、餅つきも毎年のルーティンだが、もう、10年以上もやっていて、東芝の餅つき器を使って作っているので、2キロの餅米を二回に分けて搗くと、4時間くらいで終る。
   簡単と言えば簡単だけれど、結構厄介である。

   昔、関西の田舎に住んでいた子供の頃は、祖父母が、昔ながらのやり方で、石臼と杵で、餅を搗いていたので、一仕事であったが、昔懐かしい日本の歳時記と言う風情である。
   若い頃は、自分で搗いた記憶がないので、適当に、餅を店舗で買って、新春を迎えていたのであろうと思う。
   勿論、長い海外生活でも、餅の記憶はない。

   鏡餅は、一組だけなので、造作はなく、つきたての餅で食べるぜんざいは格別で、すぐに賞味して、孫たちも満足であった。
   私は、大学生になってコンパに出るまでは、飲酒の経験はなく、もっぱら甘党で、ぜんざいは好きであった。
   大学の入試発表の結果を見るために京都へ行った時に、合格通知を見て、帰りに河原町の食堂に入って、ぜんざいを食べてホッとした思い出がある。
   
   庭の鹿児島紅梅が、数輪開花し始めた。
   今年も無事に年を越せそうで嬉しい。
   
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