熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

新宿御苑・・・プラタナス並木とバラ園

2015年11月14日 | 花鳥風月・日本の文化風物・日本の旅紀行
   今、新宿御苑で、一番秋を感じさせてくれるのは、フランス庭園にあるプラタナスの並木。
   パリと違って、気候の違いもあって、雰囲気が大分違うが、大きな葉っぱが散り始めて、並木道を埋め尽くしていて、サクサク踏みしめながら、歩く快感、子供たちも、木の葉に埋もれて遊んでいる。
   そんなことに一顧だにせずに、恋を語っているカップルもいて、人生夫々である。
   
   
   
   
   

   このプラタナス並木の間の広い空間が、バラ園で、遅咲きのバラが満開である。
   黄ばんだプラタナスをバックにして妍を競うバラの風情もなかなかである。
   夫々の個性があって、バラは、まちまちに咲いているのだが、やはり、春を待って一気に咲き切る5月のバラとは違って、何となく、秋のバラは元気がない。
   
   
   

   趣味もあって、イングリッシュローズのコーナーに行ったら、パット・オースチンが、元気に咲いていた。
   もう、バラのシーズンも終わりだが、何故か、元気な花は黄色が目立っていた。
   
   
   

   椿は、まだだが、サザンカが、咲いていた。
   はらはら、葉が散るのが嫌で、サザンカを植えたことがなく、専ら、椿党だが、垣根などには、サザンカの方が良いのかも知れない。
   水仙が、咲いているのには、一寸、驚いた。」
   
   
   
   
   
   秋色深まり行く新宿御苑。
   もう少しすると、紅葉に荘厳されて輝いたと思うと、一気に、冬が来る。
   日本庭園では、ススキが雰囲気を醸し出している。
   
   
   
   
   
   

   少しずつ紅葉しはじめているが、まだ、気の遠くなるような晩秋には、間がある。
   鴨が、下の池に群れていて、水面を滑っている。
   遠くに、ビルが見え隠れするのが、都会の真ん中にある新宿御苑の面白いところかも知れない。
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

   イギリス庭園を抜けて、新宿門へ行く途中に、ジュウガツサクラとコフクサクラが咲いていた。
   少し寂しい感じで、やはり、桜は春に限る。
   この新宿御苑は、国立能楽堂からはガードを潜れば、すぐ、千駄ヶ谷門があるので、昼の公演の後、散歩気分で歩いて、新宿門に抜けるのも良いかも知れないと思っている。
   
   
   
   

   
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