玄葉光一郎外相は17日午後、岐阜県多治見市で講演し、野田佳彦首相と谷垣禎一自民党総裁の極秘会談について「第2党と第1党の党首が表だろうが裏だろうが会ってもいい。合意形成の政治が必要だ」と述べ、理解を示した。
外相はまた、「社会保障と税の一体改革でも、きちっと決める政治にしたい」と述べ、消費増税関連法案の成立へ野党の協力を呼び掛けた。【時事通信 jiji.com 2012/03/17-19:01】
将来の消費増税は避けて通れない・・・そこに異論を挟む気はありませんが、それはあくまでも国会議員の定数削減や経費削減など身を切る努力とセットで成し遂げて貰わねばなりません。。
そもそも、有権者に、そう思わせることになったのも、元を正せば国会議員各員の身から出たサビによるもの。。
企業献金をなくすという条件で、交付されることとなった政党助成金の轍を、国民は二度と踏みたくないのである。だから空手形は信用しないのである。。
「まずは議員の削減ありき」・・・これがなされて・・・初めて検討する余地が生まれるのである。過去に煮え湯を飲まされている国民としては、二度と国会議員らにズルイことはさせない・・・と感じているハズである。。
財政に余裕がなければ無いなりに、・・・身の丈に合った財政にするのが当然でなくてはならない。。
かっての小泉政権がなされたように、民主党も小さな政府を目指すなどし、併せて国会議員の総枠を大胆に削減し、あらゆる点から、金の掛からない政治・・・エコ型に徹した政治へと変えるべきである。。
しかも私が見るところ、憶測ながら、消費税の増税は、ホンの手始めに過ぎず、やがては本丸ともいうべき所得税の増税や、資産課税にまで踏み込もうという腹と見える。。
まさに鬼畜にも劣る浅ましき蛮行であり・・・断じて容認出来ない。。
それこそ、ゼネストを決行するなどし、政府に猛省を求めるべきマタ―である。怒りを上げるべきである。。
民主党政権になってから、・・・兎に角まぁ、エエ恰好しいの連続・・・それを続けようと、・・・
手当たり次第に取れそうな所からは取りまくり、・・・それこそケツの毛羽に至るまで、・・・ありとあらゆるものを全て、一切合財むしり取るという悪逆姿勢・・・
お前らいったい何様だ・・・と言いたくなる。。
昔から良く言われることに・・・牛や羊は根までは食べないが、ヤギばかりは根まで食い尽くす・・・という例え・・・
この言葉・・・ご存知の方も多いと思われます。。
いくら腹が減っても、後先のことも考えないで食い尽すようでは、明日の生活が成り立たなくなる。だからヤギの放牧は嫌われるのであって、民主党はヤギになってはいけない。。
与党になって早三年・・・もはや野党時代とは違うのである。政権与党の自覚に立ち、目の前の木ばかり見ないで、その裏にある森全体を良く見るようにしてもらいたい。。
タコが自分の手足食い出し始めたら、あとは衰弱していくのに決まってろうが・・・・
でなけりゃ、この国が「落ち目街道」をひた走るのもムリはない・・・
貧乏神がとり付いているような与党なれば、この国の未来は、・・・お先、真っ暗・・・冗談じゃない。。
繰り返しになるが、・・・そもそも同じ国に生まれながら、同じ憲法下に暮らしながら、一方からはトコトン毟り取り、そうでない者からは、・・・ビタ一文取らない・・・とする不平等が許されて良い訳ない・・・
いくらなんでも、・・・ここまで酷いと?・・・流石に許せない。。
それどころか民主党は、更にまた、これでもか、これでもかと、バラ撒こうという腹ですから・・・
ここまで踏みつけにされたら・・・ふざけんな!・・・と言いたくなるのも無理はないところ。。
その結果、案の定、「ブラ下がり」志向が助長され、生活保護費が、今や青天井の勢い、・・・ホレ見ろ!・・・と言いたくなる。こんな態度じゃ、国が破産するのも遠からず目に見えて来る。。
つい最近の報道だったか、国民年金の納入率が6割にまで落ち込んでいるとのことだった。理由は老後は年金などに頼らず、生活保護に逃げれば良いというもの・・・
そういうのを横目にすると、まともに払うのがバカらしいくらい。でも誰だって、そう考えますよね。当然です。。
ようするに・・・どれほど政治家が綺麗ごとを並べようが、金が無ければ、資金がなければ・・・何にも出来ないのであります。。
であるならば・・・かっての小泉さんがなされたように、財政再建の為に聖域を設けず、社会保障の削減も大胆に斬り込んで行くしかないのであります。。
さもなくば本当の意味での問題の解決は見えて来ないのであります。。
以前、東京都の石原都知事が企業の「外形標準課税」を検討されたことがありました。覚えてお出での方も多いと思われます。。
例え、例え赤字にある会社であっても、行政のサービスや、公共のインフラは、黒字により納税している他の企業らと何ら変わりなく平等な恩恵を受けている・・・ということ。。
であるならば、黒字の会社と、まったく同じ税率とは申さぬものの、例え、ほんのチョッピリでも良いから・・・黒字で無いところも、無いなりの額で良いから・・・まずは税を払う・・・その姿勢こそが、とても大事なんじゃないか・・・・と。。
私は、この考え方・・・極めて「正論」だと思っています。。
それはまた個人に於いても然りでありまして、所得が少ないという方は、少ないなりの税率で良いから、・・・それこそ、例えほんのチョッピリでも良いから・・・出すべきものは出すべきである・・・と。。
厳しいことを言えば、生活保護世帯、障害者世帯にも聖域を設けるべきではありません。経済的に厳しい家庭であっても、僅かで構わないので、日本国の国民であるという自覚に立ち、キチンと納税すべきであります。。
先日、名古屋の金さん銀さんのお子さんたちが某テレビ番組に出演されていて、税について持論を述べておられました。その中で、どちらの方だったか忘れましたが「昔は、税金は食うモノを食わなくとも払ったものだ」と・・・ぼそっと言われました。。
正直驚きました。そして流石は金さん銀さんの流れを組むお子さんたちだと思いました。その通りであります。昔は税金=年貢という感覚でしたからねぇ。。
それを今は、・・・低所得だから・・・という理由だけで、・・・ビタ一文、納税が免除され・・・逆にその分、足りない部分を取れそうな所から、重箱の隅をほじくり回して・・・トコトン毟り取る・・・であります。。
だもんで・・・それは違うだろう・・・と強く言いたいのです。。
この国に住んでいて、共に分け隔てない平等な公共サービスを受けているなら、・・・何人たりとも納税に協力すべきが本当であります。。
所得の無い方は、無いなりに、例えチョッピリでも構わないから・・・日本人として納税に参加すべきであります。。
今まで納税してなかった者たちが多かったのですから・・・そうした人たちから、例え少しでも取るとなると、・・・チリも積もれば山となる・・・の例え宜しく、それなりの額がまとまると思います。。
そうすれば・・・消費税を青天井で取ることもなくなりましょうし、・・・取れるところからだけ取る・・・というような卑怯なマネをせずとも済みます。。
でありますから、・・・バラ撒きは直ちに止めるべきであり・・・悪・・・そのものと、一貫して言い続けておる理由であります。。
一部の報道では、自公民が児童手当に名を変えて、今までに近い内容を容認したという報道もありますが、だとすれば許せないことであります。。
それでは、さながら江戸時代の「ネズミ小僧」と何ら変わりありません。それが今は政府が盗人の肩代わりをしているに過ぎず、・・・ふざけている・・・としか言いようがない。。
民主党を見ていると、自分らが恰好つけたい為に、その為の奉加帳を一部の国民にだけ押し付けているように見え、白い襟を立て、にこやかな態度で接近し、容赦ない姿勢で毟り取ろうとしている姿勢に激しい怒りを覚えます。。
そもそも私たちは人間であります。実に非力な存在です。千手観音のような特別な力はありません。アラブの産油国のような豊かな財力もありません。やれることが限られていても、・・・誰のセイではありません。。
この世にオギャアと生まれた以上は、半分は、自己責任で、自力で対処するしかないのです。残念ながら・・・
民主党が、今、真っ先に成すべきことはデフレの脱却であり、閉塞感のある今日の景気を底上げすることであります。そこに全力を尽くすことによって、結果として弱者を救う財源も見えて来るというものであります。。
と いう訳でありまして、金が足りないなら、出る方を思いっ切り削るしかありません。国の財政も個人の財布と一緒であります。ここは民主党も意地やプライドを 捨てて、キッパリとバラ撒きにさよならすることであります。その上で、潔い姿勢で清々しく出直して頂きたいものであります。。
でないと・・・この国は何れ出血多量で死んでしまうかもしれません。。
そうさせない為にも繰り返しになりますが、まずは議員の定数削減を公約通りキチンと断行し、その返す刀で公務員を大幅に減らし、予算の大幅削減を進めた上で、足らざる部分については、・・・消費税の増税で賄わせてほしいと・・・国民に率直に頼むべきであります。。
そうすれば、もはや拒む理由はありませんし、国民としても黙って受け止めるべきものであります。。
民主党の増税論議には、そうしたステップが完璧に省かれていまして、だから欺瞞に満ちてしまうのであります。。
ここが民主党のダメなところであります。。
まずは、やるべきことをキチンとやって、その上で・・・潔く、出直すべきである・・・と、力強く言いたいと思います。。\_(-_- 彡