は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

鎌倉アジサイ巡り。・・・③報国寺。

2011-06-20 19:42:16 | マイライフ

 

ここは報国寺・・・臨済宗建長寺派の禅宗寺院です。。
この三門を進むと、静けさに満ちた境内への道が出て来ます。。

苔むしていて、一見すると、京都にある西芳寺のようなイメージです。。

 

狭い石段を登りつめると、そこに鐘楼やお堂がありました。。

ここのサツキですが、もの凄く大きなものでした。。
我が家のツツジも直径が3mくらいに及ぶものがありますが、ここのサツキは、それを二回りも、三回りも大きくしたもので、パッと見で5m位は軽くあると思われます。
もの凄く大きいです。。

私は、ここで家族の健康とともに、福島原発の早期なる収束を祈りました。。
この脇を通ると、当寺が誇る孟宗竹の竹林へと入って行きます。。

中はひんやりとしていて、時折り聞こえる小鳥のさえずりが、静かさを際立たせます。。

 

 

上手いこと、林の中に茶屋が設えてありまして、希望すれば「お抹茶」も頂けるようになってました。。
私たちも、ベタベタながら、茶屋が提供する「お抹茶」を頂きまして、暫し休憩することにしました。。
梅雨時ですが、竹林の中には蚊もいなく良かったです。。

竹林の中を進むと、その昔、修行僧が修行した後と見られるような洞穴が幾つもありました。。
そして、程なくし奥庭が目の前に開けました。そこは自然の景観を借景として活かしたとみられる枯山水の庭園でした。。

ここにも「イワタバコ」があり、落ち着いた色のアジサイが私たちを出迎えてくれました。。


ここでもまたた、暫し休憩をとり眺めておったのですが、谷間から湧き出していると思われる脇水の音が聞こえ、自然の中にいるという?・・・奥深い実感が感じられます。。
それこそ、・・・母なる子宮に戻ったような?・・・不思議な感覚を抱かせる場所でありました。。。


 

 

 


鎌倉アジサイ巡り。・・・②東慶寺。

2011-06-20 19:32:30 | マイライフ

ここは北鎌倉の東慶寺・・・臨済宗円覚寺派の寺とされ、北条時宗のカミさんが建立したとされます。。
別名は縁切り寺・・・としても知られています。。
とはいうものの・・・それは前時代の話。・・・今では年間を通して多くの観光客を集める鎌倉の貴重な名所スポットになっています。。
ここのアジサイも、鎌倉では有名でして、明月院とともに青系が多く、中でもガクアジサイが多く見受けます。。


それと、当寺の一番の自慢、・・・それが「イワタバコ」であり、「イワガラミ」・・・・
本堂を取り囲むようにそびえる屏風岩に張り付くようにビッシリと生えています。。
梅雨のこの時期は、それらが一斉に花を付け、東慶寺を取り囲むように引き立てています。。
この日も、お目当ての「イワタバコ」と「イワガラミ」を一目見ようと、多くの観光客がつめかけておりました。。
その「イワタバコ」が・・・これです。。↓

 

これが広大な岩の斜面にびっしりと生えていまして圧巻です。名前はタバコですが、決してダバコの葉ではありません。。^^
この時期、岩肌を埋め尽すこのイワタバコの紫が美しい屏風となり、東慶寺に格別の趣を出しています。。

 

当寺には、この他にも「イワガラミ」という、やはり岩の表面を蔦のように這う白いガクアジサイに似た花があることで知られています。。
この日も、貴重な「イワガラミ」を一目見たいと、見学に一時間以上も待つ行列が出来ていました。。
で、ありますが、この日の私たちは門前近くにある懐石料理店に予約を入れていたため、ジックリ並んでいる暇もなく、残念ながら諦める事とし、そそくさと引き上げることにしました。。

 

まっ、貴重な「イワガラミ」を見られなかったのは残念ではありますが、・・・それはまたの機会に「お預け」です。来年こそは、是非、見たいものと思いました。。
・・・てな訳で、・・・美味しい懐石料理に舌包みを打った後、次なる目的地、「報国寺」へと、一路足を進めたという次第です。。。