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内閣改造・・・?

2012-01-13 20:23:59 | 徒然
今日、内閣改造が行われた。
その顔ぶれを見ても、「はぁぁ~」という感じがする。
「はぁぁ~」という感じがする大きな理由は、改造前の内閣がどんな仕事をしたのかわからないからだ。

よく「内閣改造」を行う理由として挙げられるのが、「支持率のUp」のためといわれている。
野田さんが総理になった当初は、いわゆる「ご祝儀的支持」もあったようだが、その後は下がり続けていた。
先ごろ行われた各調査会社の内閣支持率は、50%を切っていたと思う。
そのテコ入れ策としての「内閣改造」だったのかも知れない。
もちろん、失言の多かった大臣の更迭ではない辞めさせ方だったのかも知れない。
だが、いずれにしても野田さんが総理大臣になってから、どんな仕事をしてきたのかよくわからないまま、内閣改造が行われたという印象がある。

数少ない野田さんの仕事といえば、「TPP参加を検討するコトの表明」と「増税」だろう。
でも、これらのコトについて国会で野党と激しく論戦を繰り広げた、という印象がまったく無い。
そもそも昨年後半の国会で、何が話し合われたのか、印象が無い。
そんな印象を持っているのが、私だけなのだろうか?と思いつつ、おそらく国民の多くはTPP参加も大切なことだが、それより震災地の復興や先が見えない「東京電力福島第一原子力発電所事故と放射能」のほうが、気になっていたのではないだろうか?
そちらについての積極的な話し合いが、国会でされたのか?といえば、その印象も無い。

野田さんが総理になってからの国会は、「何を話し、決まったのか印象が無い」という国会だった。
もちろんその責任の一端は野党にもあるのだが、そんな中で「内閣改造」をしても「何故内閣改造をするの?」という疑問がわいてきてしまう。
これらは、あくまでも私個人の感想なので政治に興味のある方から見れば、もっと関心を持って注目すべき、と指摘されると思う。
思うのだが、毎日のように新聞を読み、ネットでも頻繁にチェックをしてきた割には、政治の話題が余りにも少なく、どのようなことをしているのか分からない「第一次野田内閣」だったように感じている。
そのためだろうか?「第二次野田内閣」に対する期待感が余り無い。


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1 コメント

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期待はずれ (さぶ)
2012-01-15 18:52:21
前の衆院選ではみんな「今度こそは変えてくれるんじゃなかろうか」という期待で一票を投じ民主党政権が生まれたわけですが、官僚の壁に穴を開けることもできず、身を削ることもせず、無能力と言わざるを得ませんね。
「改造」も茶番にすぎません。

民主主義とはなんぞや。国家の在り方方向性をを語らぬ国会は議員の中から首相を選ぶやり方でなく、先ずは首相公選制にし、もっと権限を与え、テキパキと山積する課題を片付けていって欲しいものです。

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